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80年代の、歌謡曲とは一線を画した
オシャレで大人っぽいポップスが大集結。
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会場近くのカフェにて。
この日の私はゑり善さんの、黒地に椿の着物を
着て行きました(コーデ紹介は次回アップします)。
場所は……
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もうすぐ改築されるらしい、神奈川県民ホール。
私は初めてでしたが、山下公園近くで雰囲気の良い
ロケーションにあります。
このジャンル、知る人ぞ知るなのかも知れませんが……
オーディエンスは50~60代が中心っぽい中、若い方もちらほら。
シティポップの金字塔というか、もはや世界的なアイコン化している
故 松原みきさんの「真夜中のドア」で幕を開けました。
(ボーカルは小比類巻かおるさん)
個人的には、EPOや桑江知子さんが懐かしく、嬉しかったなあ。
みなさん、声に年齢を感じさせないのはさすがです。
自分たちも、今の年齢をいっとき、忘れてしまいそうにパワフル。
男性陣は……
私、今回初めて生で杉真理さんと鈴木雄大さんを観て感激。
杉さんは、いつか故 村田和人さんとのツーメンライブに行きたいと
思いつつ、かなわなかったし
雄大さんは、以前ちらっと書いたのですが、
私が高校時、生まれて初めてファンレターを出した人。
で、大学生だったか社会人なりたてだったか
新宿三丁目のライブハウスの前まで行ったものの、
超満員で入れず、すごすご帰った思い出が……。
杉さんと雄大さんって声のタイプが似ていて(高音ハスキー気味)
やっぱり昔とぜんぜん、変わっていない!
すごく、すごく感動しました。うわ60代(たぶん)でこんなに声出るんだと。
お二人、仲良さそうで微笑ましかったです。
オフコース 松尾一彦さんの「眠れぬ夜」も素敵でしたし
山本達彦さんの「今夜はドラマチック」で客席のスタンディングが目立ってきて
盛り上がったし
(ご本人は「(もうみな年だし)無理に立ってつまづくとたいへんなので
思い思いに楽しんでください」とコメントし笑いをとっていました)
安部恭弘さんの「ロングバージョン」は、稲垣潤一さんよりメロウで
いい感じ。
(司会の人は何度もセルフカバーと言っていて、まるで今回限定のような
ニュアンスでしたが、この方録音もしているし、本人の持ち歌として
紹介してもいいのではと思ってしまいました)
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これは終演後の写真タイム。
中央でサムアップしている杉さんが可愛くて(失礼)。
アンコールではすっかり仕切り役になっていたし、
みなの中心になれる人なんですね。
一番盛り上がったのは、ゴスペラーズの黒沢薫さんが
故 村田和人さんの「一本の音楽」を歌ったとき。
これでわーっと会場が立って、そのまま終盤のEPO「Down Town」まで
お祭りのように、賑やかに。
この歌のように、日ごろの気がかりなことをぱっと捨てて
爽快な気持ちになれました。
そういいつつ、心の片隅で
「ああ、この場に村田さんと、故 須藤薫さんがいればなあ」
なんてことも。
一緒にいたライブ友Bちゃんと
「そういえばシティポップの女性シンガーって少ない?」と
話していたのですが、
代表する2人、松原みきさんと須藤薫さんがこの世にいないのですから
寂しさは否めません。
まあもちろん、杏里とか杉山清貴さんとか稲垣潤一さんとか
ほかにもいろんな、このジャンルとされる人々はいて
みな集まればもっと華やかなんでしょうけれど、
でも一つの試みとして、こうしたジャンルをコンセプトにした
合同コンサートって、だいたい知っている曲ばかり披露されるので
楽しいものだなあと思いました。