![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/ef/4567d0d5801e80d7819f55f081d98f38.jpg)
うふふ…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/9d/b33fdb83e61f574d48987a9cf1689026.jpg)
先週、ポピュラー音楽のライブでご一緒したBちゃんと、
今週はオペラへ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/a2/26f7b46623a57a3077d0a6c7a07049c4.jpg)
打ち合わせもなく、江戸小紋で揃いました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/3hearts.gif)
私は角通し、彼女は鮫小紋。
私のコーデは……
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/43/ea5e6c53b9f574333d439408c8c12ac8.jpg)
今年初の、葡萄です。
千切屋さんの、塩瀬の名古屋。
帯締めは松山好成さんの、ローズの貝の口。
Bちゃんのコーデは……
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/70/f0484ad07dd81a1263a85582d6b7feb3.jpg)
腹には先取りの椿、
お太鼓には菊や桜も配された、お利口さんの春秋柄。
色はシックだけれど、デザインが何とも可愛い型染め。
この日はまず
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/68/c06233d6247bdbee213845ee206dd559.jpg)
隣のオペラシティ53Fで和食ランチ
その後同じフロアのカフェでお茶をしてから
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/74/37cb3cba816c07351ebd7d80f22e9c28.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/ec/4f38c0ba2fda0ca9b7a7917e3d49eebd.jpg)
新国立劇場へ!
演目は……
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/c4/e093207406e6ccf4fedc3603f0a12f0d.jpg)
ワーグナーの「ラインの黄金」。
今春、ニーベルングの指環シリーズの第一夜「ワルキューレ」を
コンサート形式で聴きましたが、
「ラインの黄金」はその前の、序夜にあたる演目です。
2015-16シーズンの開幕とのことで、
初日には皇太子ご夫妻もご覧になられたそう。
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オペラの感想は、まだ2日目が終わったばかりなので、
さらっとにとどめておきますが、
今回の演出は、20世紀後半最大の演出家と呼ばれる
故ゲッツ・フリードリヒのプロダクトをリイシューしたもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/99/3492b4d7feea6c2350df9da8f273a88a.jpg)
こーんな感じで、現代~近未来風にアレンジ。
セットはミニマムで、衣裳も神は白、
半神のローゲと巫女のエルダは赤
ラインの乙女は青、
小人族は黒、
巨人族は銀、といったように
立場別にシンプルに分けられていて、
その点は初心者にもわかりやすかったです。
ただ・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/3d/8636e1141090b3c208c2aa7dfda6a16c.jpg)
第2場の巨人族が、ぱっと見除染服のようで、
後ろに映し出された城(たぶん)も現代の建築現場みたいで
ちょっと、物語に入り込みにくい感じはありました。
あと、全体的に、舞台の奥行をあまり使わない演出なので、
舞台として観る魅力が今ひとつ・・・と思う場面も少し、ありました。
それは好みの問題でしょう。
歌は、あくまで初心者の感想ですが、
飛びぬけて上手い人も、下手な人もおらず、
アルベリヒに、だみ声っぽいところがあるなあとは
思いましたが、気になることはありませんでした。
キャラクターテナー(個性派脇役テナー)のローゲ役の人が
活き活き輝いていました。
そしてエルダは、出番少ないのにインパクト大で、
美味しいところ持っていくなあ、と(笑)
ヴォータンは今回も、やっぱり「ダメなやつ」全開でした。
神々の王なのに……。
フリッカも、自分の嫉妬心が城の建築を後押ししたようなものなのに
妹を報酬としてとられると聞いて「何であんなもん建てたのよ!」と
いわんばかり。
この、家庭内平和第一の、視野の狭さが彼女の個性ですね。
そういった、役柄のキャラクターがよく伝わったということは
歌手のみなさんがお上手だったからと思います。
ツウな方にはまた、別の見方、別の意見もあるとは思いますが、
私は、一部演出になじめないところはあったものの、
歌や演奏はとても、楽しめました。
この、フリードリヒ演出の「指環」シリーズは、
3年かけて上演、完結するそうです。
来年は「ワルキューレ」。
またBちゃんと、そして他の着物友と、行きたいな。