こちら。
私は確か2018年、東工大時代に取材で行ったことはあるのですが
ここは地域住民に開放されていて、
犬もOK（ただしOKエリアは限られています）。
緑ヶ丘口から入ってすぐのところに
イチョウ並木があり、きっと秋深まるころには
きれいなのでしょう。
ちなみにこのキャンパスは桜も見ごたえがあるそうです。
電車一駅分歩くと、大岡山エリアに着き、
こちらは学校のシンボル的な存在の建物。
1934年に竣工した近代建築です。
アーチや天井が趣あるデザイン。
別の建物ですが、こちらもレトロで重厚、
いい雰囲気です。
キャンパス内には芝生やベンチもあり、
私が行ったのは日曜日だったせいか、
大学構内というよりは、市民の公園といった雰囲気でした。
うちから自転車で5分足らず、これからも
気分転換に、遊びに行こうと思います。
さて、大学敷地外にもこのあたりは遊歩道が整備されており
住宅地にぽつぽつと隠れ家的な
飲食店があったり、こんな雑貨店も。
個性的な彩りのお皿たち。
猫ちゃんもゆるい感じでかわいいです。
面白いのは、ここは無人販売所で、
「お金はポストに入れてください」とのこと。
ワタシ、以前の住まいは近所に野菜や果物の無人販売所が
たくさんありましたが、
こうした雑貨の無人販売は初めてみました。
まだ日が浅いですが、この界隈は
おしつけがましくない、ちょうどいい距離感の善意のもと
みなが生活しているような印象を受けています。
人々がこう、何というかきちんとしていて、ていねいで。
道を尋ねるため交番に寄ったときも、こちらが自転車を
交番わきに止めた直後、「どうしました？」と署員が
出てきてくれたり、
初めてのお店で、その店のアプリをＤＬしたばかりだと
伝えると「じゃあ、一緒にやってみましょう」と
クーポンの使い方を手取り足取り教えてくれたり。
もしかしたら私がもう高齢者（しかも何かと頼りない）の
オーラを出していて、手助けしなければと相手に思わせて
いるのかも知れませんが
いずれにしても今のところ、街の雰囲気というのか、
具体的にはわからないけれど何かに守られながら
安心して日々を過ごすことができています。
