神奈川絵美の「えみごのみ」

萩焼への憧れ

よもや、私が萩焼に興味を持つことになろうとは……

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数日前の新宿、東口。気持ちのよい青空!


この日は朝早くから消化器外科医の取材で、
昼前には終わったので

ランチをとってから、ここに。


柿傳ギャラリー。
萩焼の岡田裕さんの個展でした。



典型的な萩焼よりも、軽やかな印象。
それにしても。

数年前まで鮮やかな染付の、例えば九谷焼が好みだった私が
(今も好きですが)
いつの間にか、深まる秋の大地の色のような萩焼に
惹かれるようになっていました。

特に

この小皿(四寸程度かと。少し深さがあります)の
無地のシリーズがほんのりと、
縁の緑と中の薄いレンガ色がなんとも優しく、

(水菓子をおいてみたいものだ)と思ったり。
欲しかったのですが、この日はほかに、パン用小麦粉を大量に
高島屋で買う予定もあり、
萩焼に、水分の多いものはあまり合わないかなと思い直したりして。

いつかまた、機会があったら……。

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(おまけ)

ランチは柿傳近くの、大衆食堂的な和食屋さんへ

一日限定20食の、小鉢が並んだお弁当が
とーっても美味しくて、彩りもよくて、選んで大正解。
こんなにあって、税込み1000円でした。

コメント一覧

kanagawa_emi
朋百香さん、こんにちは!
萩焼、そうですね! 焼物が合いますね。
私、一つも持っていないので、このときも
欲しくて仕方なかったのですが
おっしゃる通り、あまり増やすことももうできず…。

三島、私は小ぶりの鉢を持っていますが、
品がありまがらもかしこまらず、ほっとする
優しさがあっていいですよ~。
朋百香
絵美さま
萩焼、温かみがあっていいですね〜。
切り身の鯛を焼いたのなんか乗せてみたい。
私は三島が特に好きですが、今から買うのは
諦めています。もう器は増やせません・・・。
kanagawa_emi
原田さん、こんにちは。
柿傳ギャラリーは新宿駅至近で小ぢんまりしており
ふらっと入って目の保養をするのにいいところです^^
古伊万里は昔、サントリー美術館や汐留ミュージアムで
展覧会をしていたような…。今に受けつがれる技術や
色使いの原点を観たような気がしました。
原田
どうも柿傳ギャラリーさんがお気に入りのようですね。

私が好きなのは、伊万里志田窯の染付皿ですかね。特に江戸後期や末期のものが好きですね。最初は初期伊万里、次に古九谷様式、そして染付の藍久谷や色絵古九谷を経て、末期に至ります。

いずれも粗放な面はあるにせよ、力強く雅味に富む作ぶりが特徴です。特に氷裂文に富士山と二本松のものが気に入っています。志田のものが数もどんどん増えて、置き場所に困るくらいですw


登り窯 焼きたる壺を しみじみと 手に取り見惚れ 心酔しおり
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