神奈川絵美の「えみごのみ」

お馴染み? ツウ好み?

9月最後の日曜日は、
ライブ友Bちゃんと表参道でランチ&山本達彦さんの秋ライブ。

雨が少し心配だったこの日のコーデは…。


久し振りの、福本潮子さんのトルファン綿に、
こちらもお馴染みになった、コスモス帯。

(検索で来られる方向けに、簡単に説明しますと、
福本潮子さんは、国立近代美術館工芸館にも作品が所蔵されている
世界を舞台に活躍する藍染のアーティストです)

少し前、雑誌『きものSalon』と呉服店「銀座もとじ」の公募展で
大賞を受賞した澤田麻衣子さんのトークショーへ行ったとき、
その場でお会いした方から
「あのトルファン綿のきものが大好きで」と
言っていただけて
そういえば最近、出番がないなあ…と。

単衣だけれど、地厚なので、秋が深まってからの方が
活躍しやすい。
一方、コスモス帯の旬は、せいぜい10月中旬まで
(と私は思っている)。
そうなると、両者が“重なる”時期は、とても限られてくるのだ。

でもこの日は、昼間のひとときだけちょっと暑かったけれど、
朝夕は涼しかったので、ちょうど良かった。

帯締めは3分紐を単色2本使い、帯留めはawaiさんのメタル調で
合わせ方によっては民芸調になりやすい藍染を
少し垢抜けた感じに…「トラディショナル・モダン」を目指してみました。

半衿も、草履も白系で。



後ろはこんな感じ



さて、ご一緒したBちゃんは……

秋色の小紋に、山形の織というツヤのある八寸。
季節に沿った、シックな装いに、赤の帯留めが可愛く存在感をアピール。

二人、並んでみたら……

「あらー、絣シスターズね」

色も柄も違うのに、何となく雰囲気がマッチして。
こういう偶然って嬉しいですよね


ランチとライブのレポは、次回アップしますね。

コメント一覧

神奈川絵美
Medalogさんへ
こんにちは
うわー、そうでしたよね! 懐かしいですねぇ。
またゑり正さんとか、お店めぐりご一緒したいですね

季節の花柄は、季節を(少し先取りで)愉しむには
いいものですよね。わかりやすいですし。
織の帯も、奥行きや趣があって、決して無難とは
思いませんが、
ぜひぜひ季節柄もお試しあれ
Medalog
以前京都でお会いできた時に絵美さんが着ていらしたのがこのトルファンで、質感と発色の良さがとても素敵だったのを覚えています。
淡いコスモス柄の染め帯が上質な質感のトルファンによくお似合いです。
季節の柄のものって使いたい期間が限られるだけに、その季節にバシッと嵌った時の快感があるのでしょうね。私も無難な織りの帯から季節柄の染め帯に一歩踏み出したいと思いつつ、なかなか一歩が出せない今日この頃です(笑)。
神奈川絵美
とうこさんへ
こんにちは
>私もトルファン大好きです
わー、ありがとうございます

このトルファン、
凛としていながら、優しい風情もあるところに
私も惹かれています。
静かだけど、強さがある・・・と言い換えてもいいかな

草履が赤だったら、帯留めも赤の琥珀がいいかなと
思っていました。
まあ、独りよがりなところはありますが、こうした
全身コーデの愉しさって、ありますよね。

Bさんは、帯と着物はシックながら、帯揚げと帯締めが
薄いグリーン系で、帯留めがこっくりした赤。
何と言うか、着物でばーんとごてごてさせるよりも
清々しい若さが出ていて、いいですよね。
とうこ
私もトルファン大好きです
コスモス帯とあわせてかたさとやわらかさが着物の柄行で繋がっていっている感じがします。帯留めでぐっと都会的に。また好きなコーデができました。(って絵美さんのコーデで、勝手に好きな感じをメモしています。)
Bさんの雰囲気もいいなあ。。。私は服も茶系が多いので、すぐ参考にさせていただきたい!!赤の帯留めが、ポイントに、素敵です。
そしてお二人並ばれると、違う雰囲気なのに、ぴったり!!さすがです。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「着物deオフタイム」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事