神奈川絵美の「えみごのみ」

万作さん

器の「う」の字も知らない私は、
かつて着物の「き」の字も知らなかったころと同じように、
割と「直感」で好きなものを選んでしまう。

前々から気になっていた作家ものを、
遂に「うつわ 一客」で手に入れた。


中尾万作さんだ。


「この方、確か高温で2度焼くので、丈夫な器になるそうですね」
郡 和子さん(前回の記事参照)もよくご存知だった。
ネットでざっと調べたところ、
その独創的な染め付けで、
九谷青窯に所属していたころから人気があり、
唯一、銘を入れることを許された方だそう。


大きさの参考にと、サインペンを並べてみた。
横の長さはほぼ同じだ。
目下、この器にはスーパーで買った沢庵と大蒜の味噌漬けを2点盛りしているが
たったそれだけなのに、
なんとまあ、洒落た和食店チックになること!


この柄をしばらく眺めていたら、
(こういう着物があればいいのにな)と思えてきた。
こんなことしたら、作家さんに失礼だろうか。
    ↓


中尾万作さんの作品はしばしば
「食卓が楽しくなる器」と称される。
纏って楽しくなる着物と、料理を盛って楽しくなる器。
そこには五感をくすぐる共通点が、きっとある。

コメント一覧

神奈川絵美
tomikoさんへ
こんにちは ブログときどき拝見しています。美味しそうなパンにお菓子、着々と腕を上げていますね。

有田方円、スタイリッシュなカフェ仕様で、清潔感があっていいですね。確かに読谷焼のぼってりこっくり、地力のある器とは雰囲気が・・・(笑)

器、お好きなんですね。いろいろ教えてくださいね。
tomiko
ご無沙汰しております!!
http://blog.goo.ne.jp/tomiko1988/
沖縄から地元に帰って参りました!!

器、いいですよね。
わたしは地元なだけに一番好きなのは有田焼です。
深川青磁、香蘭社の青が大スキですが、
最近数名の若手さんによる“有田方円”シリーズもモダンで興味があります。
もしよろしければネットでチェックしてみてください♪
(好みももちろんありますが)
沖縄にいたときは読谷焼に触れることができ、
沖縄の青も有田とはまたまったく違った雰囲気で好きになりました。
問題は有田と読谷を一緒に出すとバランスがかなり悪いということです…(泣)

あぁぁなんだか好きな器について長々と書いてしまいました。
神奈川絵美
菊子さんへ
こんにちは 漬物が高級和食店の一品に・・・これはもうマジック
質感や、さわり心地の良さも楽しんでいます。・・・やっぱり着物と同じですネ
神奈川絵美
Tomokoさんへ
こんにちは もうまさしくTomokoさん好みの柄だと思います 緑と黄色のてんてんが可愛いの。
写真はそのうち、何かもうちょっと芸のあるものを自作したらにしまーす(笑)。
菊子
器大好き
http://blogs.yahoo.co.jp/kimonodekabuki
デパートの食器売り場は大好きで
ゆっくり時間をかけて鑑賞します。
お高いので買いませんが。
百均が多いですよ、実を言うと(恥)
でも良い器は
スーパーの沢庵もご馳走に見せるんですね
へー!へー!

はい、こんな縞の着物あったら
素敵だと思いますよ。
Tomoko
パッと見、白茶に独特な絞りの単衣みたいに見えました。好みかも。
せっかくなので、今度お漬物盛り付けた姿を拝見したいデス~。着物に帯と同じ意味で。
神奈川絵美
はつきさんへ
こんにちは このスクエアなフォルムがいいんですよねー。実はこの作家さんの小鉢も取り寄せ中。それも着物好きココロをくすぐるデザインです。またアップしますね。
神奈川絵美
やっぴーさんへ
こんにちは 何を隠そう、未だに私この作家さんを「N村万作」さんと言い間違えてしまいます(笑)。つとめて「N尾彬」のねじねじマフラーを連想するようにしているのですが。
はつき
何でも着物柄
http://blog.goo.ne.jp/asochan0930
素敵なお皿ですね~。可愛らしさもありながら、紙を折ったような形が特徴的で。
着物にはまり始めた頃、何を見ても着物の柄に見えてしまう病にかかった私ですが、万作さんの器を使ってしまったら、その病が再発しそうです
やっぴー
タイトルだけで
「絵美さん、狂言にお出かけ?」と思ってしまった。
失礼致しました~
神奈川絵美
ohaさんへ
こんにちは ハイ、このお皿は家族2人分の箸休めにちょうどいいです。今日、ホントはウドのぬたを盛りたかったのですが、ウドが売り切れだったので、エノキダケとベーコンのバター炒めにしました。
oha
あれまっ
素敵なお召し物ができましたね。
そのくらいの大きさで四角は使いやすいです。
魚でもお肉でもはれますね。
神奈川絵美
Medalogさんへ
こんにちは そうなんです、器を使った「なんちゃって着物」でした。シュールだわー
Medalog
一瞬「あれ、素敵な着物!」と思ったらお皿でした(笑)
神奈川絵美
すいれんさんへ
こんにちは 外国の布で創った帯なら知っていますが、外国の器の柄とは・・・これまたハイセンスですね(そういうとき意匠の権利ってどうなるのかしら)。ミントンとかジノリとか、ね。
器に限りませんが、海外のアイテムの色遣いはいろいろと参考にしたいところです。
神奈川絵美
運動会の足袋さんへ
こんにちは そうですよね・・・着物も器も、それ単体では完結しなくて、帯や料理と引き立て合うという点が似ていますよね。
「アレンジ」はその人次第で、これが正解というものもなく、いろんなパターンが楽しめるというのも・・・。

ウフ、拙い合成、失礼しました(笑)。こんな着物があったら、可愛いなーと思ったんです
すいれん
http://www.tomoko-358.com
絵美さま
確かにきものと器は、共通点がありますね。
実際、器の絵柄からきものや帯を作る方もいますものね。それも、日本の柄だけでなく、外国の器の柄で作った帯が、これまたお洒落。いつか、気にいった柄をみつけたら、やってみたいな~と、思います。
運動会の足袋
合点がいきましたっ! (゜o゜)
「器」好きなアタシが「キモノ」好きになり、
「キモノ」好きな絵美サンが
すんなり「器」の世界に興味を持たれたのは、
《和》という“くくり”もあるのでしょうが
むしろ《自分なりのアレンジを愉しめること》に
面白さを感じているからではないでしょうか?

「そうだ・そうだ、きっとそうに違いない!」

記事を拝読して
ハタと気づいた次第♪ (^_-)-☆

それにしても、
「器」と「帯」を合成したのは
★斬新★ですニャ♪(笑)
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