神奈川絵美の「えみごのみ」

“ナナメ上” 再び(Youtubeでの文楽上映)

コロナ騒動が起こってから、
文楽は定期的にYoutube にアップされる
国立劇場チャンネルでリマインド。

今は8月末まで「桂川連理柵」があがっています。

私が過去のブログ記事で
すべての設定や筋がナナメ上(除 長右衛門の父)
と書いた、現代の価値観のまま観ると
荒唐無稽にすら思えてしまう物語。

私は

(着物友KKさんと)
2019年の2月に観ました。
半衿がもぐってしまっていますが
黒の疋田の総絞りに小倉貞右さんの光琳梅の帯。

動画は大阪公演ですが、当時の東京公演と同じく
見どころ満載の帯屋の段
私の大好きな豊竹呂勢太夫さん&鶴澤清治さんの
ますらおペア
がつとめていらっしゃいます。

呂勢さん……昨秋から病気療養で休演が続き、
そのままコロナ騒動が起こってしまったため、
もう一年近く、劇場でお声を聴いていません。

絵的には地味ですが、ずらり5人も並ぶ(この後さらに1人加わる)
この場面を、たった一人で語り分けします。
チャリ場もあるのですが、上手すぎて、笑えない
……と、2019年当時のブログ記事に書きました。

そんな呂勢さんの見台。

蝶に呂、さすがです。美しいです。
(動画では見台がアップで映ることもあるので嬉しいです)

Youtubeの動画はコチラ
当時の文楽レポートはコチラです。
粗筋も少し書いています。気になる方はご覧になってみてくださいね。

コメント一覧

kanagawa_emi
K@ブラックジャックさん、こちらの番組教えてくださって
ありがとうございます!
勝手な印象ですが、呂勢さんは語り、織さんは謡い、という
感じがします。私はお二方とも好き。
清治さんの太棹を聴くと背すじがピンとしますよねー^^;

国立劇場チャンネル、精力的ですね。またチェックしますー。
K@ブラックジャック
面白かったですー。呂勢太夫さんすごかったです。
更新情報お伝えしてよかったです。
「桂川連理柵」なかなかツッコミどころ満載の
いい奥さんにとって、本当理不尽なひどい話で(笑)

先日NHKで放送された「にっぽんの芸能」
壱太郎君と右近君と幸四郎さんの紙芝居歌舞伎を見るために録画したのですが、
半分は鶴澤清治さんの特集でした。
日本振袖始の大蛇退治の段を義太夫節だけの舞台があって
織太夫さんと一緒にやったのを紹介していたので
私にとってすごい棚ぼた番組でした(笑)

そうそう、国立劇場チャンネルでまた新しいの更新されましたよー。
kanagawa_emi
香子さん、こんにちは!
わわ、とったのですね! 私、9月はばたばたで
難しいなあ・・・。配信とかはないのかしら。
歌舞伎も厳しいようですね。ご年配の方の比率が多いですし
しかたないですよね・・・。
香子
9月公演、取りましたわ。
もちろんワタシは勘十郎さん目当てで一部ですけど(笑)
このご時世だからか歌舞伎同様完売までは行かないようです・・・
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