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神奈川絵美の「えみごのみ」

龍を訪ねて、丸の内へ

ここは……

快晴の、丸の内仲通り。

着物&ブログ友KKさんからお誘いいただき


こちらの展示をご一緒させていただきました。


陽変天目で有名な、静嘉堂文庫美術館です。


KKさんと、恒例の?ツーショット腹撮り
KKさんは品の好いグレイッシュなふくれ織の着物に
金コマ刺繍があしらわれた帯。広重テイストな浮世絵調の前柄が
大人シックですね。

私は

昨年、着物の大先輩から譲られた
佐藤節子先生の市松調の小紋に
桐生織の四季帯、雪椿柄でした(萩も出てしまった…)。
パープルの羽織は昔、目白のLUNCOさんで入手した
アンティーク。
アップ画像は次回載せますね。

さて、この展示では一部を除きスマホでの撮影OKとなっており

日本、中国、韓国の龍に因んだ工芸品や絵画といえば
その精緻さが知られていますが、
こーんな細かな手仕事に逐一感激しながらパチリ。

こちらは

ひきで撮ったらピントがぼやけてしまいましたが
一対の蓋つき朱盆。18~19世紀の漢時代のものです。
波模様に厚みがあり、ビロードのようにも見えました。


よく見ると、蓋の部分が透かしになっています。
明時代の景徳鎮。


柄の、お花の中に「寿」の文字が……
どれか一つ家宝にできるとしたら
私はこのお皿と、撮らなかったのですが横にあった
ティファニーブルーの花瓶がいいな、なんて


清時代の錦帳。英語でサテン・スクリーンと表記があります。
龍の部分が刺繍になっていて立体感あり、豪華。


ホワイエに飾られていたこちらの黄色も力がありますね。
清時代(乾隆年間)の景徳鎮。


着物好きなら、これを忘れてはなりませぬ。
歌川豊国の「全盛見立三福神」。
英語タイトルに
「真ん中のオイラン・レディーがタイガー&ドラゴンのキモノを着ている」と
補足されています

ほかにも、有田焼や鍋島、瀬戸など日本の焼物
刀の束や、笄に龍があしらわれたものなど
お得意の“ミクロの世界”にも圧倒されました。

2月3日までの開催だそうです。公式サイトはコチラ

コメント一覧

kanagawa_emi
まるたけさん、こんにちは!
草履に目を留めてくださりありがとうございます。
はい、こちらは一脇さんで誂えた舟底のスクエアです。
このタイプ、私はお気に入りです。
東洋の工芸品ってホント精緻でミクロな手仕事が
凄いですよね…。
まるたけ
朱盆、彫りが素晴らしいですねえ。気が遠くなりそうな
緻密さ。龍の表情がそれぞれ違うのが面白いです。
市松模様のお着物、とても素敵!お似合いです。
それとお履き物、先がスクエアですか?
kanagawa_emi
香子さん、楽しかったですねーありがとうございました。
おっしゃる通り、龍まみれ(笑)でいい運気が味方につくと
いいですね。
トーハクもいいのですが、このくらいの規模が体には
やさしいかな。
香子
先日はご一緒していただき楽しかったです〜♪
いやあ、龍まみれでしたね(笑)
こじんまりした美術館なのに、あんなに龍が揃っているとは!

おかげさまで今年はいい年になりそうです (^_-)-☆
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