門司港生まれのB高Diary

Teacupの閉鎖に伴い3月にこちらに引越してきました。
主に趣味・旅を綴っていますで、よろしくお願いします。

碧南レールパークへ行って来ました

2018年03月05日 | 鉄道
碧南レールパークは、2004年3月末に廃止された名古屋鉄道三河線の碧南駅~吉良吉田駅間のうち、碧南駅の先から三河旭駅間の鉄道敷地跡に整備された(まだ未完成)公園緑地です。





全体的な構成は、
 1)線路のあった場所は遊歩道整備(サイクリング可)
 2)遊歩道の所々にベンチ、運動用具、遊具、水飲み場を設置
 3)駅舎のあった場所には、集いの場としての広場整備
となっており、かつての三河線の線形をそのまま生かした2.3kmのU字形の公園となっています。





碧南駅から2.3kmを歩いてみましたので紹介します。

1 大浜口広場(スタート地点)





大浜口広場には、三河線の歴史、当時の駅舎、車両の変遷などが紹介されており、プロローグとしては申し分なしですね。
またここには、3種車止め、転てつ機、車輪などの本物がモニュメントとして設置されており、かつて鉄道が走ってたことが後世に伝わるようにもなっています。





2 玉津浦広場
ここはその昔に臨港線と言う貨物線が分岐していたらしく、その臨港線の建設功労者の碑が建立されています。
当然ながら、分岐駅がわかるように広場が整備されています。







3 棚尾広場
旧ホームにある大きなベンチが目を引きます。昔は貨物の取り扱いもあったようで、その広い貨物線跡地には電車を模したトイレ、ベンチなども整備されており、ちょっとしたイベントにも対応できるようになっています。









4 三河旭広場(終点)
この先は蜆川があるためにレールパークもここまでです。
こちらにも本物の線路を組み込んだ橋台モニュメントが設置されています。









なお、棚尾広場~三河旭広場間の県道(米津碧南線)から三河旭広場までの区間は、まだ正式には開放されていません。(今年度中のオープン予定です)

と言うわけで簡単に紹介しました。

こういった配線跡を公園として整備するのは、その土地の歴史を知る上でとても素晴らしいことと思います。

後世まで伝えられるように、荒れ果てることなくしっかりした保全を続けて行ってほしいものです。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 3月最初のお出掛けはセントレア | トップ | 角島大橋と元乃隅稲成神社(... »

鉄道」カテゴリの最新記事