門司港生まれのB高Diary

Teacupの閉鎖に伴い3月にこちらに引越してきました。
主に趣味・旅を綴っていますで、よろしくお願いします。

阪急バス よさこい号昼行(高知⇒大阪)乗車

2017年03月06日 | バス
よさこい号昼便に乗車してきました。



昨年夏に安芸営業所から大阪までの夜行便に乗車して間が浅いのですが、今回は昼便のしかもボチボチ運用離脱になるであろう西工車C-1の運用ダイヤ(桟橋高知9:48→高知駅10:10発→大阪15:10着)をチョイスしての乗車です。

1A座席の予約も難なく終わりシートマップ確認では、公式側トイレ、トイレ前5席であったことからアクシデントでもない限りは、狙った車両がくるであろうと一安心、その日を待ちます。

3/5 阿波池田駅を6:00のJRで出発、後免駅で下車後DESUCAの消化も兼ね後免中町電停から桟橋車庫電停までとさでん交通路面電車で向かいます。
桟橋車庫電停から隣接するとさでん交通のバス桟橋高知営業所に入り、高速バス乗り場からバスを撮影しながら始発(9:48)を待ちます。



しばらく経過し定刻5分ほど前に車庫の奥、右手方向からマルーンカラーの阪急バスがやってきました。ちょっと頭が混乱します。よく見るとやってきたのはC-1ではなくなんとSD-2。
より背の高いスーパーハイデッカーです。予想外の登場にひとり舞い上がります。

車内に入り出発までの時間いろいろやることがあって、あっという間に定刻です。







この桟橋営業所から2名の乗車ではりまや橋、高知駅と向かいます。
はりまや橋では7名、高知駅では9名の乗車があり、高知駅を定刻(10:10)に出発です。
その後、元高知県交通のバス営業所であった一宮(いっく)バス停に向かうもこの日は乗車ゼロ、10:22総勢18名で大阪へ向かいます。

高知ICから高速道路に入ると、細かな自動放送が入り運転士の肉声の案内が続きます。
この便は、有馬温泉、宝塚ICを経由して、千里ニュータウン、新大阪から大阪(梅田)終点となっていますが、この日は全員大阪(梅田)までと言うことで、高速道路本線から一旦降りることなく大阪に向かうとのこと。

高知道は片側1車線ですが、交通量も少なく順調に進みます。
川之江東JCT(11:02)から徳島道に入り、朝までいた阿波池田の街並みが左手に見え数分走ると吉野川SA(11:23)、ここで1回目の開放休憩(阪急バスでは「小休止」と言う)です。









バスの駐車エリアには周りに何もいないため、(もう乗ることはないの想いから)まずは360゚から車両撮影です。良い位置でなによりでした。
その後トイレ・洗顔を済ませバスに戻り、サービスの冷えたコーヒーパックを手に座席に戻ります。

時間までに全員揃い、人員確認の後大阪に向け出発です(11:35)。

その後も順調に高速走行は続き、(12:19)藍住ICで徳島道を降り、県道1号線を走り高松道板野ICへ向かいます。
藍住からそのまま進むと高速道路を降りることなく新たに開通した区間を走ると、高松道鳴門JCTへ続くのですが、徳島道が徳島市内で大きく迂回して距離がある関係か、開通前のルートそのままで進みます。

県道区間の走行は5分、板野ICから再度高速に入ります。







それにしても快適な高速クルージングです。
先ずはドライバー氏の運転操作に起因するところが大なのですが、前輪タイヤ上の1A座席でも全く不快感もなく、また窓枠ひじ掛上に置いたペットボトル・メモ帳・スマホも落ちることなく、座席のフィット感もあってか、何とも言えない至福のひとときと言った感じです。



(12:38)大鳴門橋を渡り淡路島(兵庫県)に入ります。



バスは淡路島を30分ほど走り海の見える定番室津PAに到着(13:06)、15分ほど2回目の開放休憩です。
この日はこの場所に限ってあいにくの曇り空で景色は楽しめませんでしたが、室津PAと言うだけで気分も高揚してしまいます。







(13:20)大阪に向けラストスパートです。
明石海峡大橋を渡り、布施畑(13:42)から阪神高速7号線に入ります。



有馬温泉で下車客がないことから、そのまま西宮山口JCTに進み中国道に合流(14:00)します。

西宮名塩・宝塚西トンネルなどの渋滞名所も難なくクリア、次の宝塚ICバス停も本線を通過(14:08)し快調に進みます。
池田ICで中国道を出て(14:13)、中央環状線(県道2号線)から千里JCTを経て御堂筋線(国道423号線)に入ります。
千里ニュータウンバス停をスルー(14:26)、新大阪も通過すると交通量も格段に増えてきて本線上でストップ、ゴーが始まります。
新御堂筋線を離れ、阪急梅田駅の手前でも渋滞で手こずっていたようですが、(14:45)阪急梅田駅のバスターミナル大阪(梅田)に到着です。
所定から28分の早着となりましたが、四国内での余裕時分と、有馬温泉、宝塚ICなど高速道路から離脱することがなかったのが要因と思われます。







今回はハイデッカーC-1の葬式乗車で出かけたわけですが、予想外のより背の高いスーパーハイデッカーSD-2となったことで当初の目的は達せませんでしたが、まあ同じ西工ふそう車ということで、よりテンションの上がるバス旅になりました。

車両の感想などは以前にも紹介していますので、今回は省略します。

今や画一化された車両の空間の中で、あれやこれやと注目される車内を作り出さないといけない状況を見ると、この車両を製造した西日本車体工業や富士重工業などのコーチビルダーが存在していたら、メーカー純正車両とは違う車内の空間を効率的に目一杯使った楽しい車両が出来ていたのではないかと考えられずにはいられません。

残念ですがこの車両の検査登録標は2017年7月、その後はありきたりの画一化された車両に変わるのでしょうね。

(長々とおつきあい頂きましてありがとうございました。)

そういえば、この「福岡」の表記も4/1以降この画面からなくなってしまいますね。



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