歯が全部金歯の人がCT撮ったらどうなるんだろう、と思い実験。
仮想的な歯の断層画像ファイル(ファントム)を作り、
歯の領域のX線吸収係数に金属のものを適用し、
仮想的に連続X線を照射してFBPで再構成をしてみました。
結果、おおよそ予想どおりのメタルアーチファクト画像に。
しかし、この画像はメタルアーチファクトは発生しているものの、
歯の輪郭がしっかり見えてしまっている。
単純な閾値処理や補完処理で輪郭抽出ができてしまいそう。
もっとメタルアーチファクト発生しないかな~っと思って
照射する連続X線のエネルギー分布を低エネルギー寄りにして、
ビームハードニングを顕著にしようとしたのですが、あまり変わらず。
凸部のみで形成される金属領域のメタルアーチファクトは、
単純な処理で取り除けそうなものが多そうです。
良い事なのですが、何故かちょっと寂しい。
仮想的な歯の断層画像ファイル(ファントム)を作り、
歯の領域のX線吸収係数に金属のものを適用し、
仮想的に連続X線を照射してFBPで再構成をしてみました。
結果、おおよそ予想どおりのメタルアーチファクト画像に。
しかし、この画像はメタルアーチファクトは発生しているものの、
歯の輪郭がしっかり見えてしまっている。
単純な閾値処理や補完処理で輪郭抽出ができてしまいそう。
もっとメタルアーチファクト発生しないかな~っと思って
照射する連続X線のエネルギー分布を低エネルギー寄りにして、
ビームハードニングを顕著にしようとしたのですが、あまり変わらず。
凸部のみで形成される金属領域のメタルアーチファクトは、
単純な処理で取り除けそうなものが多そうです。
良い事なのですが、何故かちょっと寂しい。