簡単ヨガの遠藤です。
昨日の記事の詳細です。
遠藤自身の記録を兼ねて。
遠藤は右の尿管が狭窄しています。
場所はかなり下流側(膀胱側)、狭窄長は3センチくらい。
原因は尿管結石で、かなりの長期間にわたり右尿管のある箇所に結石が詰まったせいでそこが炎症を起こし、狭窄してしまいました。
狭窄部分を拡張する処置を受けましたが(バルーン拡張術)、残念ながら改善されず狭窄部分が残ったままです。
よって、右の腎盂~膀胱にかけて「尿管ステント」という中空状のシリコン製チューブが留置されている状態です(つまり異物が体内にある)。
この尿管ステント、衛生的な面において長くても半年スパンで交換しなければなりません(最長半年しか入れておけない)。
遠藤は今年2月に四度目の入院・手術をし、手術室にて前回(三回目)の狭窄拡張の評価を兼ねた尿管ステント交換術を受けました。
先にも書きましたが、残念ながら三度目に入院・手術(バルーン拡張術)した際の結果が出なくて狭窄部分が残ったままなので、あれから半年後の今月、とうとう尿管ステントの交換術を受ける時がきました。
これまで、遠藤は尿管ステントの留置や交換は手術室で麻酔がかかった状態で行なってきました。
つまり、意識が全く無い状態だということ。
そして、昨日、この尿管ステントを初めて 外来で 行う日がやってきました。
どういうことか、、つまり 麻酔無し・意識ばっちり ということ!
あーーーー怖い怖いっ!!!!
怖いよーーーー!!!!
数日前から考えることはこのことばかり(怖)。
未知の領域に対する恐怖はどんどん大きくなります。
主治医のK2先生は 皆さんそんなに痛がる様子はありませんけど なんて言うけど、本当はどうなの!?
インターネットで「尿管ステント 交換」で検索すると
痛い、とにかく痛い!
あんな辛い処置はもうゴメンだ
なんて記事がたくさんヒットするんだけど(恐)。
ジタバタしても時間は経ち、とうとう病院へ行く時間になりました。
行きの常磐線の中、出てくるのはため息ばかり・・・。
交換前、診察室で主治医のK2先生と話をします。
前々から疑問に感じていた点をいくつかと、それから今日の交換に関しての質問をいくつかしました。
K2先生はとにかく優しく穏やかにこちらの話をよく聞き、そして分かりやすく丁寧に説明して下さいました。
お陰で不安が少しやわらぎました。
X線室へ移動、、とうとう尿管ステント交換の時がやってきました。
K2先生、何かアクションを起こす時は必ず声を掛けますね、できるだけ丁寧にやりますから、とのこと。
うーーん、怖いっ!!
尿道口の消毒が終わりました。来るぞ、、来るぞーー、、
じゃあカメラ(軟性膀胱鏡のことかな?)入りまーす、深呼吸して下さーい、と言われ、うん、深呼吸なら任せておいてっとフンッ~~~と息を長く吐く遠藤。まだ息を吐いている途中で はいカメラ入りましたよ~ と言われます。
物体が入ってくる感覚はありましたが痛みは全く感じませんでした。
それでは旧いステントにワイヤー通しますね~
あれ?ステントに結石が付いていますね(あちゃー、石ができていたか、、もっと水分摂らなきゃ)、、ちょっとワイヤーでこすります、、あ、取れた。
よし、じゃあ通しま~す、ちょっとチクチクする感じがします
確かに右尿路が少し鈍くチクチクする感覚がありました。
あらかじめ予告されていたので不安はありません。
では旧いステントを抜きますね~ちょっと痛みますよ~
と、何かがずるずると引き出される感覚がし、確かに尿道が少し痛みました。
通常液体しか通らない所を硬い固形物が通過するのだから、それは痛みますよね。
これから新しいステントを入れますね~、さっきと同じようにちょっと痛いです~
今度は何かがかすかな圧力と共に体内に入ってくる感覚がします。やっぱりちょっと痛かった。
X線透視下、遠藤の右腎盂内でステント端がピッグテイル状に変形するのをリアルタイムで確認しました。
いや~、医療の進歩ってすごいですね。
それにしても、この軟性膀胱鏡は確かに挿入時の痛みはほとんどありませんが、いかんせん軟らかいためちょっとした振動などがすぐに伝わってきて、それはそれで尿道周りが何だか嫌な感じがします。
でも、硬い金属製の膀胱鏡の方が操作性が良いんですけど(できればこちらでやりたいなぁ) というK2先生に遠藤は 軟性の方でお願いします!スミマセン!!と自分から言い出したので我慢です。
造影剤が入りま~す。右腰辺りが少し重たい感じがしますよ~
と同時に、軽く右腰辺りが張った感覚がしました。
うんと軽い水腎症の時のような感じ。
一枚X線写真を撮った後、
はい、じゃあこれで終わりま~す、お疲れ様でした~
と、尿管ステント交換術は終わりました。
所要時間は15~20分くらい。案外スムーズに終わりました。
昨日の概要にも記しましたが、とんでもなく辛いとか痛いとかそういうことはありませんでした。
鎮静無し胃カメラの方がずっとずっとずーーっと辛かった。
※あくまでも遠藤個人の感想です
しかしこれを半年ごとにやるのかぁと思うと正直気が重いです。
でもこのお陰で遠藤の右腎は元気に働けるのだから、よしとしよう。
ということで、あくまでも遠藤が個人的に感じることですが、この尿管ステント交換術(意識下)は、術者のスキルはもちろんですが受ける側の状態にもよるのかなあと。
尿管の狭窄部分がどれくらいなのか、狭窄がきついとそのきつい部分にステントという異物をグイグイ押し込むから当然痛みや不快感はあるだろうし、あと尿管の蛇行があるとそれだけ所要時間もかかるだろうし。
それから、遠藤は女性で尿道が短いから楽だけど、これが男性だったら膀胱鏡が膀胱にたどり着くまでが大変だろうと思います。軟性膀胱鏡が普及して随分楽になったでしょうが、金属製の一本ものの硬性膀胱鏡だと恐ろしい、、女性でも痛いだろうしね。
こんな感じで、遠藤にとっての初・外来での尿管ステント交換術は無事に終わりました。
M病院の主治医・K2先生、スタッフの皆さま、大変お世話になりました。
ありがとうございました。
ここの病院はホスピタリティに優れていて、本当に助かります。
あまりいらっしゃらないかもしれませんが、今後尿管ステント交換を控えている方の参考になれば幸いです。
あーーー終わったーーーーっ(嬉)!!!!
6月の胃カメラ以来の開放感。
では、まだまだ暑い日が続きそうですが体調に気を付けて過ごしましょう。
簡単ヨガ 遠藤
【簡単ヨガ】
会場:ダンススタジオナガオカ 寿スタジオ(我孫子市役所近く)
千葉県我孫子市寿2-27-31
電話:04-7185-3858
※入口は大通りに面していません。反対側になります。
案内はこちら
開催日時:木曜日 午前11:00~12:00 月4回
月会費:4,000円+税
2015年8月日程
第一週:7/30(木) 11:00~
第二週:8/6(木) 11:00~
第三週:8/20(木) 11:00~
第四週:8/27(木) 11:00~
※8/13(木)はお休みとさせていただきます。
※体験レッスンできます。お気軽にご連絡下さいませ。
昨日の記事の詳細です。
遠藤自身の記録を兼ねて。
遠藤は右の尿管が狭窄しています。
場所はかなり下流側(膀胱側)、狭窄長は3センチくらい。
原因は尿管結石で、かなりの長期間にわたり右尿管のある箇所に結石が詰まったせいでそこが炎症を起こし、狭窄してしまいました。
狭窄部分を拡張する処置を受けましたが(バルーン拡張術)、残念ながら改善されず狭窄部分が残ったままです。
よって、右の腎盂~膀胱にかけて「尿管ステント」という中空状のシリコン製チューブが留置されている状態です(つまり異物が体内にある)。
この尿管ステント、衛生的な面において長くても半年スパンで交換しなければなりません(最長半年しか入れておけない)。
遠藤は今年2月に四度目の入院・手術をし、手術室にて前回(三回目)の狭窄拡張の評価を兼ねた尿管ステント交換術を受けました。
先にも書きましたが、残念ながら三度目に入院・手術(バルーン拡張術)した際の結果が出なくて狭窄部分が残ったままなので、あれから半年後の今月、とうとう尿管ステントの交換術を受ける時がきました。
これまで、遠藤は尿管ステントの留置や交換は手術室で麻酔がかかった状態で行なってきました。
つまり、意識が全く無い状態だということ。
そして、昨日、この尿管ステントを初めて 外来で 行う日がやってきました。
どういうことか、、つまり 麻酔無し・意識ばっちり ということ!
あーーーー怖い怖いっ!!!!
怖いよーーーー!!!!
数日前から考えることはこのことばかり(怖)。
未知の領域に対する恐怖はどんどん大きくなります。
主治医のK2先生は 皆さんそんなに痛がる様子はありませんけど なんて言うけど、本当はどうなの!?
インターネットで「尿管ステント 交換」で検索すると
痛い、とにかく痛い!
あんな辛い処置はもうゴメンだ
なんて記事がたくさんヒットするんだけど(恐)。
ジタバタしても時間は経ち、とうとう病院へ行く時間になりました。
行きの常磐線の中、出てくるのはため息ばかり・・・。
交換前、診察室で主治医のK2先生と話をします。
前々から疑問に感じていた点をいくつかと、それから今日の交換に関しての質問をいくつかしました。
K2先生はとにかく優しく穏やかにこちらの話をよく聞き、そして分かりやすく丁寧に説明して下さいました。
お陰で不安が少しやわらぎました。
X線室へ移動、、とうとう尿管ステント交換の時がやってきました。
K2先生、何かアクションを起こす時は必ず声を掛けますね、できるだけ丁寧にやりますから、とのこと。
うーーん、怖いっ!!
尿道口の消毒が終わりました。来るぞ、、来るぞーー、、
じゃあカメラ(軟性膀胱鏡のことかな?)入りまーす、深呼吸して下さーい、と言われ、うん、深呼吸なら任せておいてっとフンッ~~~と息を長く吐く遠藤。まだ息を吐いている途中で はいカメラ入りましたよ~ と言われます。
物体が入ってくる感覚はありましたが痛みは全く感じませんでした。
それでは旧いステントにワイヤー通しますね~
あれ?ステントに結石が付いていますね(あちゃー、石ができていたか、、もっと水分摂らなきゃ)、、ちょっとワイヤーでこすります、、あ、取れた。
よし、じゃあ通しま~す、ちょっとチクチクする感じがします
確かに右尿路が少し鈍くチクチクする感覚がありました。
あらかじめ予告されていたので不安はありません。
では旧いステントを抜きますね~ちょっと痛みますよ~
と、何かがずるずると引き出される感覚がし、確かに尿道が少し痛みました。
通常液体しか通らない所を硬い固形物が通過するのだから、それは痛みますよね。
これから新しいステントを入れますね~、さっきと同じようにちょっと痛いです~
今度は何かがかすかな圧力と共に体内に入ってくる感覚がします。やっぱりちょっと痛かった。
X線透視下、遠藤の右腎盂内でステント端がピッグテイル状に変形するのをリアルタイムで確認しました。
いや~、医療の進歩ってすごいですね。
それにしても、この軟性膀胱鏡は確かに挿入時の痛みはほとんどありませんが、いかんせん軟らかいためちょっとした振動などがすぐに伝わってきて、それはそれで尿道周りが何だか嫌な感じがします。
でも、硬い金属製の膀胱鏡の方が操作性が良いんですけど(できればこちらでやりたいなぁ) というK2先生に遠藤は 軟性の方でお願いします!スミマセン!!と自分から言い出したので我慢です。
造影剤が入りま~す。右腰辺りが少し重たい感じがしますよ~
と同時に、軽く右腰辺りが張った感覚がしました。
うんと軽い水腎症の時のような感じ。
一枚X線写真を撮った後、
はい、じゃあこれで終わりま~す、お疲れ様でした~
と、尿管ステント交換術は終わりました。
所要時間は15~20分くらい。案外スムーズに終わりました。
昨日の概要にも記しましたが、とんでもなく辛いとか痛いとかそういうことはありませんでした。
鎮静無し胃カメラの方がずっとずっとずーーっと辛かった。
※あくまでも遠藤個人の感想です
しかしこれを半年ごとにやるのかぁと思うと正直気が重いです。
でもこのお陰で遠藤の右腎は元気に働けるのだから、よしとしよう。
ということで、あくまでも遠藤が個人的に感じることですが、この尿管ステント交換術(意識下)は、術者のスキルはもちろんですが受ける側の状態にもよるのかなあと。
尿管の狭窄部分がどれくらいなのか、狭窄がきついとそのきつい部分にステントという異物をグイグイ押し込むから当然痛みや不快感はあるだろうし、あと尿管の蛇行があるとそれだけ所要時間もかかるだろうし。
それから、遠藤は女性で尿道が短いから楽だけど、これが男性だったら膀胱鏡が膀胱にたどり着くまでが大変だろうと思います。軟性膀胱鏡が普及して随分楽になったでしょうが、金属製の一本ものの硬性膀胱鏡だと恐ろしい、、女性でも痛いだろうしね。
こんな感じで、遠藤にとっての初・外来での尿管ステント交換術は無事に終わりました。
M病院の主治医・K2先生、スタッフの皆さま、大変お世話になりました。
ありがとうございました。
ここの病院はホスピタリティに優れていて、本当に助かります。
あまりいらっしゃらないかもしれませんが、今後尿管ステント交換を控えている方の参考になれば幸いです。
あーーー終わったーーーーっ(嬉)!!!!
6月の胃カメラ以来の開放感。
では、まだまだ暑い日が続きそうですが体調に気を付けて過ごしましょう。
簡単ヨガ 遠藤
【簡単ヨガ】
会場:ダンススタジオナガオカ 寿スタジオ(我孫子市役所近く)
千葉県我孫子市寿2-27-31
電話:04-7185-3858
※入口は大通りに面していません。反対側になります。
案内はこちら
開催日時:木曜日 午前11:00~12:00 月4回
月会費:4,000円+税
2015年8月日程
第一週:7/30(木) 11:00~
第二週:8/6(木) 11:00~
第三週:8/20(木) 11:00~
第四週:8/27(木) 11:00~
※8/13(木)はお休みとさせていただきます。
※体験レッスンできます。お気軽にご連絡下さいませ。
私も1週間後に初めて麻酔無しでのステント交換をします。
今まで静脈麻酔下で交換してたのですが、
今回は使わないでおこう…
と言われて
今から痛いかドキドキで憂鬱でしたー
が、blog拝見させてもらって
少しドキドキが消えました~
ありがとうございます🎵
遠藤です。
来週尿管ステント交換(麻酔なし)を控えているのですね。
あぁ〜私も外来で交換した時の記憶が蘇ってきました(苦笑)。
外来での交換に対する苦痛の感じ方は本当に個人差があるみたいですね。
麻酔なしでトライしてみて、どうしても無理そうなら「やっぱ静脈麻酔下でお願いします」というものアリかと思います。
どうか来週の尿管ステント交換がスムーズにいきますよう、そして苦痛が少なくて済みますよう、心より願っております。
9/25に、施設で暮らす90才の母が初めてのステント交換を予定しています。
様々持病があり、初めてステント留置術をするときは、医師よりさんざん危険性の説明を受けましたが、今は回復し何とか穏やかに過ごす事ができています。
母の場合は初めから3ヵ月で交換すると言われていましたが、何せ高齢なので心配で色々と検索していて遠藤様のブログを見つけました。
体調・状況の違いはあれども少し安心できました。
ありがとうございました。
遠藤です。
もうじきお母様がステント交換を控えておられるのですね。
年齢的なことや持病のことなど、何かとご心配かとは思いますが、お母様の主治医とよく相談し不安が少しでも軽減するといいですね。
お母様の尿管ステント交換ができるだけ苦痛なくスムーズにそして安全になされることを心より願っております。