既にyou tubeなどで彼女の素晴らしい演奏を聞いていた方達はあこがれのオルガさんに会えて本当に嬉しそうでした。
そして常に彼女をサポ-トしているのはカンテレトップメ-カ”コイスティネン社”オ-ナ-のハンヌ・コイスティネン氏。オルガさんは婚約者で彼はオルガさんの才能にべた惚れのようです。
オルガさんのカンテレ歴はたったの2年半ということですが、最初のプログラムではバッハの曲やドビュッシ-などのクラシック曲を演奏してくださいました。
カンテレでクラシック曲を演奏するには消音テクニックが完璧にマスタ-されていなければならないからレベルも高く非常に難しい。敢えてバッハなどに挑戦するのはいかにも天才肌の彼女らしいと思いました。

そして初めて聞くグ-スリ-の生演奏(私はフィンランドで既に聞きましたが)
ロシア古楽器のバンド-ラ-やバラライカの演奏は今までに聞いたことはありますがグ-スリ-は日本では多分初めてだと思います。

バラライカもそうですがロシアの古楽器はどれもパワフルで演奏も非常に情熱的です。
深みのある音、多彩なテクニック。
皆、オルガさんの演奏にくぎ付けになります。
そしてアンコ-ルで演奏したのが日本古謡”さくら さくら”
オルガさんは日本に来ることを決めた昨年9月から「日本へ行ったら是非美しい”さくら さくら”の曲を演奏したい」と言っていました。
当初、カンテレで演奏したいと言っていましたが、なんとグ-スリ-での演奏。
ため息が出るほど美しくテクニカルでした。
札幌のコンサ-トでも聞くことができますよ。

コンサ-ト終了後は楽しそうに談笑していました。