カンテレあんさんぶる

二つのワ-クショップ

オルガさん指導によるワ-クショップが札幌市内で2日間にわたり開催されました。
2月5日には荒博子さん主催、2月6日は私の主催でした。
どちらも沢山の方が参加してくださり、それぞれに充実したワ-クショップでした。


荒博子さんのワ-クショップで

佐藤美津子のワ-クショップで

どちらもロシアのダンス曲で”ツツコフ”と”古いソティッシ-”という曲を習いました。

1音ずつミュ-ト(消音)しながら弾く奏法を習いましたが、カンテレでは今までほとんどこの奏法を習ったことがなかったのでちょっと新鮮でした。
この奏法はビッグカンテレでは頻繁に使用しますがスモ-ルカンテレではこのテクニックを入れて弾くことは非常に難しくかなりハイレベルになります。

そしてピックを使ったコ-ド奏法も習いました。
私が今まで習ったコ-ドフィンガリングとちょっと違ったので少々慌てました。

私は今まで8回ほどフィンランドのカンテレキャンプに参加したことがありますが、そこで指導を受ける先生が変わるとコ-ドのフィンガリングもその指導する先生によって多少違います。


カンテレは民族楽器で生活の中から生まれた楽器です。
その昔、家でおじいさんやお父さんが森から木を切って来て日曜大工のような感じで作ったものです。今ではコイスティネン社のように素晴らしデザインで売られていますが、元々はそのような楽器です。

クラシック楽器などのようにテクニックなどもそれほど厳格ではなくかなり自由性があります。ですので自分で自由に演奏して構わないのですがある程度決まったフィンガリングがあると指導する際にも習う方もその方がずっと便利です。

今回も今までと違ったフィンガリングでしたが、曲によって使い分けると非常に便利なのではないかと思います。
そういった意味では非常に良いワ-クショップだったと思います。

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ピックの持ち方は非常に重要です。オルガさんに頼んで撮らせていただきました。参考にしてくださいね。





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