その中の一つ
４月１７日に札幌市内の厚別区のカフェで
土田英順さんの「東北大震災チャリティコンサ－ト」へ行って来ました。
年に一度ここの会場で毎年開催されているとのこと。
頭が下がります。
土田さんは演奏しながら色々なお話をしてくださいました。
たまたま演奏旅行で仙台を訪れていた時にあの大地震に遭遇されたとのこと。
それ以来毎年慰問コンサ－トへ行っているとのことでした。
そしてそこで見聞されたことを色々とお話してくださったのですが
被災された方達の中でご高齢の方は引き籠りが多いというお話をされました。
家族を失い財産を失い将来に何の夢も希望も無くなるから
人と会うのがいや、会話をするのが億劫で家から出ないのだそうです。
毎日家でゴロゴロしながらテレビを観ているとのことで認知症やうつになる人が多いとのことです。
土田さんはそんな人たちが戸外で喜んで仕事ができるようにとお花の球根をチャリティで集めたお金で送っているのだそうです。
お花を育てるには土を耕し肥料をあげたり水をあげたり、
お花が咲いたらお仏壇に供えたり
こうして戸外に出ると人との会話がはずんだりして笑顔が少しづつ戻ってきたとのことでした。
折しも今、九州でも地震による災害が起きていて被災された方々はとても不安な状況で毎日を過ごしています。
早く安心して生活が出来るように願うばかりです。
気軽に記念写真も応じてくださいました。
