カンテレあんさんぶる

奇跡のピアニストパ-トⅥ

札幌で半年振りの舘野泉さんのピアノリサイタルが12日札幌キタラホ-ルであった。会場には30分前に着いたのだけれどもう長い行列を作って沢山の人達が開場を待っていた。舘野さんのコンサ-トに行くといつもファンクラブの方々や舘野ファンのお知り合いの方々に会う事ができて懐かしくとても嬉しい。
そして今回は舘野さんの奥様のメゾソプラノ歌手のマリア・ホロパイネンさんもいらしていて、ロビ-でバッタリ。懐かしくつい一緒に写真をパチリ。
この日のプログラムは左手だけで演奏する舘野さんのために4人の作曲家が作った曲ばかり。
吉松隆作曲「タピオラ幻景」、末吉保雄作曲「土の歌・風の声」、林光作曲「花の図鑑・前奏曲集」、谷川賢作作曲「スケッチ・オブ・ジャズ」

タピオラ幻景はもう何度か聴いた曲。この曲を聴くたびに、走馬灯のようにフィンランドの森の風景や空気を感じ、とても懐かしさがこみ上げてくる素敵な曲である。末吉保雄氏と谷川賢作氏の作品は世界初演。
アンコ-ルは2曲演奏。スクリャ-ビンの”ノクタ-ン”はいつ聴いても甘く切なさを感じさせる曲である。

札幌は今桜が満開の季節。札幌キタラホ-ルは中島公園の中にあってこの季節になると本当に美しく平和を感じさせる公園である。コンサ-ト終了後は主人と二人で舘野さんの音の余韻を楽しみながら、そして春の宵を満喫しつつ帰途についた。

舘野泉さんのプロフィール
http://www.japanarts.co.jp/html/JA_artists/piano/tateno_0323/pro.html

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