日本一有名なレイラインは「太陽の道」でしょうか。
北緯34度32分の線上に名だたる聖地が一直線に並んでいます。
淡路島の石上神社→大鳥大社→箸墓古墳→檜原神社→長谷寺→室生寺→伊勢斎宮跡というように東西200キロ近い距離に並ぶレイラインです。
こういった直線上のレイラインについては、春分、秋分、夏至、冬至の太陽の位置を観測しながら同緯度に聖地を見いだしていったのだと言われると、私のような者でもなんとなくわかったような気がします。なんとなくですよ、あくまでも。
しかし、例えば「近畿の五芒星」となるともういけません。
淡路島の伊弉諾神宮、熊野本宮大社、伊勢神宮内宮、福知山にある元伊勢・皇大神社、滋賀の伊吹山が大地の上に巨大な五芒星を描いているというのです。
そんなことできるものなのか。口をあけてアングリです。
レイラインについては興味を抱いており、高田崇史氏の著作「神器封殺」などは何度読んでも面白く大好きな一冊です。
ですから、石舞台古墳→応神天皇陵→摂津国一之宮・住吉大社→播磨国一之宮・伊和神社→伯耆国一之宮・倭文神社が一直線に並んでいるのを、蘇我氏のレイラインじゃないかと疑っているほどです。
もし、一直線だけでなく、巨大な五芒星さえも描けてしまうのだとしたら、気になるのが聖武天皇の紫香楽宮です。
紫香楽宮は八坂瓊勾玉の保管(?)場所としてぴったりだと思うのです。
伊勢神宮に八咫鏡、熱田神宮に草薙剣があるのですから。
伊勢神宮、熱田神宮、紫香楽宮跡はきれいな三角形を描いています。
(今回も地図は貼れません…)
聖武天皇が何故あれほど頻繁に遷都をしたのかはわかっておらず、紫香楽宮こそ八坂瓊勾玉を所持する場所として相応しいと、一瞬でも考えていたら面白いと思うのですが。
紫香楽宮で大仏を作ろうとしているのですから、大地に描かれた三角形は、ただの偶然なのでしょうね…。
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