搬送ロボット用ワイヤレス電力伝送システムは、6.7MHz 帯を用いた電界結合方式により電力を伝送するシステムであり、有線で接続することなく、工場や物流拠点で使用される搬送ロボットへの充電や給電を行うものです。
昨今の労働人口の減少や物流業界のひっ迫に対し、自動搬送車(AGV)やロボットの活用が不可欠であるため、稼働中のAGVやロボットを停止させず、走行中給電が可能な搬送ロボット用ワイヤレス電力伝送システムの導入が求められています。
総務省はその技術的条件について、情報通信審議会から一部答申を受けました。
これを受け、当該システムを導入するために必要な制度整備を行うため、電波法施行規則(昭和25年電波監理委員会規則第14号)の一部を改正する省令案等を作成しました。
また、空間伝送型ワイヤレス電力伝送システムのうち、2.4GHz帯及び5.8GHz帯を使用するものについて、今後の更なる普及を見据え、特定無線設備に追加するため、特定無線設備の技術基準適合証明等に関する規則(昭和56年郵政省令第37号)の一部を改正する省令案を作成しました。
・電波法施行規則及び特定無線設備の技術基準適合証明等に関する規則の一部を改正する省令案
受付締切日時 | 2024年11月15日0時0分 |
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