かりめろのゆったりのんびりライフ

主婦兼ライターのかりめろです♪中村吉右衛門さん、パーヴォ・ヤルヴィさんが好きです。お気軽にお立ち寄りくださいね。

国立演芸場で歌丸師匠を堪能しました!

2017-04-14 | スターのみなさん♪

きのうは、国立演芸場の中席に行ってまいりました

超プラチナチケットでしたが、あぜくら会にはいって

しっかりゲットに成功

お目当ては、やはり大トリの歌丸師匠でしたが、

大変すばらしい高座の数々でした

 

こちらが、昨日(13日)の、みなさんが演じた演題です


どれもこれもとても面白かったですが、

やはり大爆笑してしまったのは、

遊雀師匠の「動物園」

あんなに歌丸師匠をイジって大丈夫かなぁ(笑)

鯉昇師匠の「歳そば」。

いかにも江戸の風情がただよっていて素敵でした

ヨネスケさんというべきかな?米助師匠の、お得意の野球ネタ「野球寝床」。

米助師匠がいかに野球愛に満ちているかがよくわかります

 

そして、なんといっても、大いに名人芸でうならせたのは、

歌丸師匠の「中村仲蔵」(ずっと公演中このネタだそうです^^)

大変な大ネタですが、歌舞伎好きなひとにはたまらないものがたりです

「仮名手本忠臣蔵」の「五段目」は、ずっと「弁当場」といわれて、

あまり面白みのない幕として、みんなにいやがられていましたが、

江戸の名優・中村仲蔵が斧定九郎(おの・さだくろう)を演じることになり、

仲蔵は役作りに賭けるのでした…という物語ですが、

大変感動的な噺ですね

仲蔵のおかみさん、仲蔵の師匠・四代目團十郎、芝居好きの茶店の丁稚や

なぞの武士が登場し、大いに話は盛り上がり、

それを歌丸師匠がひとりで全部演じ分けるという大作です

 

大変聴きごたえのある噺なので、

もし当日券が手に入るようでしたら(大変お値段もオトクです)

ぜひたくさんの方に聞いていただきたい、歌丸師匠の至芸ですね

 

 

そして、高座が終わった後は、芝居仲間と楽しくビールで乾杯

 

シアワセでした~(^_^)/

さて、きょうは論文の資料調べにいそしみます

がんばりまーす


映画・演劇人の手紙展にいってきました😃💘

2017-04-07 | スターのみなさん♪

 

きょうは東京・目白にある、切手の博物館にて、

「映画・演劇人の手紙展」をみてきました

大変充実した内容で、ビックリしました!


達筆ですね~、往年の大スター・阪妻(阪東妻三郎)さんです




 

宝塚歌劇団の方々(天津乙女さん、春日野八千代さんなどなどの大御所から若手まで)の

お手紙もあります

 

古川緑波さん、なつかしいですね!

このほかにも、仁左衛門さん(孝夫さん時代の)、劇評家の浜村道哉さんなどの

お手紙もありました(^^)



 

こちらが目印です。学習院大学の裏にありますので、わかりやすいと思います。

明後日までの展示ですので、たくさんの方にお越しいただきたいですね


わすれられないスター・・・。

2017-03-11 | スターのみなさん♪
演劇ライター、というお仕事柄、いろいろなスターさんと
お目にかかる機会もありました
映画関係も書きましたので、邦画・洋画のスターさんにも
お目にかかる機会がありました。

で、お目にかかって思うのは
みなさん、とっても素敵な方々で
好奇心も旺盛で、社会人としても一流の方が多いということ。

特に印象に残る、今は亡き大スターのおひとりが、森光子さんです。
大変気遣いの細やかな、すばらしいスターさんでいらっしゃいました

舞台「放浪記」「おもろい女」が文字通りの代表作ですが、
なんどもなんども、ご自分の戦争体験や(慰問で巡業に回られて
大変な思いをされたそうです)、戦後の闇の中で
過酷な体験をなさったことを繰り返し、繰り返し、
わたしたちに語って聞かせてくださいました。

「戦争は二度としてはなりません」

柔和な笑顔ながら、毅然とおっしゃっていたのが
大変印象にのこります。
わすれてはならないことだと思いますね。

忘れられないのは、高倉健さんもそのおひとり。
まさに日本映画を代表するスターさんでしたが、
健さんもまさに「神対応」の方でした。
こんな方はもうあらわれないだろうな・・という気もします。

寡黙な印象をみなさんお持ちだと思いますが、
実は大変あかるく、剛毅で、やさしい方でいらっしゃいました。
背筋がびっくりするほどまっすぐで、背が高く、
とんでもないほどオーラがある方でした。

東京国際映画祭を取材させていただいたことがあって、
そのレッドカーペッドのラストに登場されたのが
サプライズゲストの健さんでしたが、
マスコミのみなさんが、あまりのオーラにたじろいでしまって・・・。
まばゆいばかりに素敵な健さんでした。

緒形拳さんも大変、大変、すばらしい方でした。
私は、ちいさいころから幾度もお手紙をいただき、
たいせつに保管してあります。
なんともいえない笑顔の持ち主でした。

そして、こうおっしゃっていました。
「僕は、日本一美しい役者は、(新国劇の)辰巳柳太郎だと思う。
キミも一生懸命、辰巳先生の舞台をみなさい」。
辰巳先生への愛がいっぱいつまった言葉として、
忘れられません。

大ベテランのスターさんの思い出が続きましたが、
また日を改めて、いろいろなスターさんの
お話もしていきたいとおもいます