昨日から一泊二日でインプロワークショップの合宿に参加していました。
インプロが好きなのはもちろんだけど、
いまの稽古場に不毛なものを感じていて、環境の違うところで演劇と向き合ってみたかったのです。
「合宿」っていうのに魅力を感じたのだよ。
インプロのいいところは、ゲームによってルールはあるけど、とにかく相手の言動を受け止めて、反応するということ。
いい間違えたり、詰まってしまっても、それを受け止めるもの、と私は解釈している。
でも、表現することに迷いがあると、受け止める方も迷ってしまうので、出し惜しみをしないことが大事と思って、やっているうちに、なんか気持ちよくなってきた。
表現することや演技をすることは、頭をつかって遊べるすごく楽しいことだと、再確認できた。
（「本当に私は表現することが好きなんだな」と涙をながし、後日ハンケツで踊ることはないと思うが、それくらいの気持ちである）
シーンがすごいむちゃくちゃな結末になるときもあるけど、それもOK。ばかね～と笑い飛ばす。
笑えるようにするには、デレクターの力が大きいと思う。でも「私は立派なデレクターではないから、稽古場には持ち帰れない」とあきらめるのではなく、どうやったら、うちの稽古場にあう形で再現できるのか、考えたい。
今回は音楽のワークショップもあって、ファシリテーターの方がシンセサイザーで「レゲエ」「オペラ」「ボサノバ」と弾き分ける。プレイヤーは、テーマにそって即興で歌を歌う。
「これはシンセサイザーが弾ける人がいないと無理ね」といっていたら、「体の中にリズムがあれば大丈夫」と言われた。それこそ考えないと。
参加者はざっと20人くらい。全員とお話しできたわけではないけど、演劇系とパントマイム系とジャグリング（パフォーマンス）系の方にざっくり分かれいました。
広島・九州から来た人もいたよ。
講師の方に「こんちゃんのアプローチは演劇的だね」といわれた。うーんどういうことだろ？
みんなでごはんを食べたり、お風呂にはいったり「何やってる人ですか？」とか、「どこからきたの？」とかしゃべったり、ロビーのテレビで、みんなでサッカーの応援をしたり（同じ施設で合宿していたよさこいを踊っていた大学生も一緒）。
ハーフタイムでダッシュで風呂に入ったけど（22時で風呂が閉まる）、上がったときには、１点入れられて、「げっ」てなったり。
ワークショップ以外にも、ずっっはしゃいでいて、リフレッシュしたよ。
