2月19日の朝、旅行マニアの小生には衝撃のニュースが飛び込んできた。「3月16日から特急列車での車内販売が終了になる」というのだ。
その理由はといえば、ひとくちで言うと「車内販売の利用が減少している」からというわけで、確かに列車に乗る前に駅のコンビニなどで買ってしまう人の方が多いかと。
まず、このニュースを聞いたときにまず思ったのが、「え~っ、新大阪から出張帰りでビールとか飲めなくなるのかよ」と。
と思い、記事を見たらJR東日本の在来線特急「踊り子」「日光」「きぬがわ」「スペーシアきぬがわ」「草津」と、「いなほ」。
新幹線「はやぶさ」「はやて」の新青森~新函館北斗間(北海道新幹線)をはじめ、「こまち」の盛岡~秋田間と「やまびこ」が対象という。
どうやら東海道新幹線は対象外らしい・・・よかった。って、そもそも小生出張など、もはやなくなってしまったのだが・・・・(苦笑)
もうひとつ小生の場合、踊り子で実家に帰る際に限定のアイスを購入するのが楽しみだったんだが・・・
調べてみると販売が中止される商品は、弁当、軽食(サンドウィッチ類)、デザート、お土産、雑貨。継続される商品はホットコーヒー、ソフトドリンク、菓子、アルコール類、おつまみという。
むむ、ではアイスクリームはどうなるんだ・・・菓子なのかデザートなのか(汗)、なんて今から心配だぞ。
一方で車内販売のワゴンのオークションなども今から話題になっているという噂も聞く。
また、車内販売のお姉さんたちのエプロンや制服なども鉄道マニアや、制服マニアの間では高く取引されることは間違いないところだろう・・・小生は興味はないが・・・(←あえていうところが怪しい)
といいつつ、オヤジはいろいろ考えてしまう。新幹線がこの世に登場したときに、窓が開かないと聞き、ホームの駅弁売りはどうなるのか・・・と思った。
それでも在来線では普通に窓が開き、ホームで名物弁当を買ったりするのが楽しみだった。夏場の冷凍ミカンなんかも楽しみのひとつだった。今でもホームの駅弁売りの方はいないわけではないようだが。
それから次の時代には在来線の特急などで窓が開くことはなくなってきて、結果として車内販売が主流に・・・ちなみにこちらの右写真のお姉さんはカリスマの販売員さんという。
以前テレビで見たが、ポケットの中でおつりを手で判別して準備しておくという早業の持ち主だという。
ホームでの駅弁売りが昭和の風景だとすれば、車内販売は平成の風景か。そして新しい時代には、その車内販売がなくなっていく・・・
電車の中での飲食そのものも、もしかすると過去のものになってしまうのかも知れない。ガキの頃に車内で食べる駅弁ってめっちゃ楽しみだったし、ごちそうだったんだよなあ。
冷たくて固くなったご飯とか、悲しいほど小さい鶏肉の佃煮なんて今でもノスタルジーの世界なんだが・・・
昭和は遠くなりにけりか・・・オヤジのたわごとだなあ。
詳しいこと知らなかったですが、桂さんの解説によれば、私がスーパービュー踊り子で買うコーヒーは、これまで通り、大丈夫なんですね?
アイスクリーム…、確かに気になるポイントです!
実はスーパービュー踊り子と踊り子号は別の特急という扱いになっていますので、踊り子号の方はちよっと微妙のようです。
いずれにしろ、お弁当がダメになることは確定なのとアイスクリームがわからないことは確かなようです。