以前の記事でも取り上げたことがあるが、小生二時間サスペンスの「ドクター彦次郎」が気に入り、ぜひレギュラーシリーズ化を望むと・・・
その後、時々ではあるが放映されて、7月4日に第四作が放送になった。今回もまたドクター彦次郎ならではの展開でたっぷり楽しませてもらった。
今回のストーリーは医大時代の同級生がスーパードクターになって再会というところからスタートする。
その間に彦次郎が恋焦がれる梅むらの女将(黒谷友香)がからむのもお約束の展開。もちろん腐れ縁の後白河刑事(宇梶剛士)とのからみもお約束の展開でたまらない。
今回も留置場に入れられて、その場所でその筋の人と間違えられる、さらにその同部屋の相手が具合が悪くなり、それを彦次郎が治すというのもお約束だ。
ついでにいえば、彦次郎のお嬢さん(二宮星)もいいキャラで、留置場に入れられたり、逮捕されたりする父を見て、平然と「大丈夫、大丈夫、うちではよくあることだから」と。
普通の女子中学生のセリフじゃないぞ・・・(爆)
当然、今回も義理人情に厚く、美人に弱く、ケンカっぱやい彦次郎は熱く走り回る。救急自転車も大活躍だ。
見ていて、おっと思ったが・・・この人物像って、京都の人間というより落語などでおなじみの江戸っ子そのものじゃないかって。
今回、事件の中心になったのはスーパードクターが勤務する病院の美人院長(大塚千弘)だったが、これがなんともいい感じで、こんな院長がいたら小生も病気になりたいぞ(苦笑)
そしてクライマックスでは土砂降りの中、和傘をさした彦次郎が任侠もののようなBGMで出陣するシーンなどは鳥肌ものだ。もちろん、お約束のように人情噺のような要素も。これがまたたまらない。落語マニアの小生としては、ツボにハマるぞ。
このドラマにはややコミカルで、クサいくらいに強烈な寺島進のキャラがドンピシャにはまる。まさに適材適所だ。
ただ惜しむらくは、二サスの宿命で毎週放送というわけにはいかない。まあ半年に一度くらいというところだが・・・
ときに、なぜこんなにハマっているのだろうと考えたが、小生自身がこんな人物に憧れているからだと気が付いた。
憧れているというからには、そうなれていないからで・・・義理人情に薄く、美人には強い・・・まあケンカっぱやいところだけは似ているかも。
えっ・・・美人には弱いんじゃないのかって・・・むむむ、あまり否定できないかも(苦笑)
ともあれ、ドクター彦次郎の次回作・・・今から楽しみである。
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