普段はまず食べに行かないが、何かの勢いで入ってしまうのが「富士そば」である。立ち食いの三大そばの一角にして、セットメニューの豊富さで定評がある。
この日もそんな日で、ランチに何を・・・と思っていたら、吸い寄せられるように富士そばに入り、吸い寄せられるようにカツカレー丼セットのボタンを押してしまった。
食券を出すときに、罪滅ぼしにもならないが、「ご飯少な目で」と・・・出てきたのが、下やトップ写真のこれ。
確か以前こちらで、カツカレー丼を頼んだ記憶があるが・・・と思ったが、調べてみたら、前回来たときは「かつ丼カレー」という名前だった。
気のせいか、カレールーの量が違うような・・・今回の方がイメージしていたものに近い。まさか別物・・・ではないよなあ(苦笑)
とかいいつつ、今回ミスしてしまったのは、セットにしたこと。バッチリ普通盛りのおそばがつく。まあ自己責任だが・・・
さて食べてみよう。まずはカツカレー丼だが・・・待てよ、カツカレーを皿でなく丼に盛ればカツカレー丼だよな。
そう考えると以前の名前のかつ丼カレーの方が正しいかも・・・なんて思いつつ、食べると・・・おっ、記憶にあるそれと比べると美味しく感じる。
かつ丼のおいしさというと、個人的にはタレがご飯にしみこみ、それで味わえる美味しさなのかと思うが、その点ははっきりいって不満である。
タレがカレーとの関係か、あまり感じられないので、ご飯にしみこむ感じはない。ただ、前回はそれがおおいに不満だったが、今回はカレーが多くなっている分で相殺されている。
その分で、玉子とじのカツの乗ったカレーという佇まいになり、まずまず美味しくいただけるのかも・・・と。
そばについてはとりあえずコメントすることはいらないだろう。ごくごく普通の富士そばのそれである。
ただ、カツカレー丼が美味しいので満足感は高い。いいじゃないか・・・と食べ進めるが、さすがに途中から苦行の様相を呈してきた。
しかし、この日はなぜか残してはいけないと思ってしまった。決してそんなにしなくてもいいはずだが・・・
おそらく富士そばの持つ、体育会系の雰囲気が「男たるもの残してはならん」という空気を漂わせてきてくれたのかも・・・と。
途中からは意地で食べ進めてなんとか完食とあいなったが、正直これからはセットはやめようと・・・
そんなに来るお店ではないが、いい意味で体育会系の感じのするお姉さんが「毎度」と言ってくれたのが救いであった。
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