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サッカーワールドカップロシア大会の代表が事実上決まった。こちらがその27名である。もちろん、ケガなど不足の事態に伴い予備登録から繰り上げになる選手もいるはず。
だが、たとえばジュビロからオランダに行っている小林祐希のように予備登録にすら外れていることが判明している選手はノーチャンスなわけで。
実質終わった・・・ということになるが、この選考についてJFAの公式Twitterには意外な選出や落選に対するリアクションが大半で、大変な騒ぎになっているという。
なんといっても、一番のサプライズは中島翔哉落選だろう。「えーーーっ!! まさかの中島翔哉落選。今シーズン海外で一番活躍している選手を外すって、どーゆーこと!」、「年功序列ジャパン」、「これは忖度ジャパンと言うほかない」、「このメンバーに納得してる日本国民いるのか?」、「えっ!! 中島選手必要でしょ」、「結果出してる選手を外してまで試合に出てない選手を呼ぶのはなぜですか?」、「ネームバリュージャパン!」、「全然出場機会ない選手がなぜ選ばれたんだろ」などなど・・・
だが、この結果はハリル監督の突然の解任の時点で想定されていたので、個人的には「やっぱりな」という程度の失望感でしかなかった。
あくまで非公式情報だが、ハリル監督時代に監督が周辺に「外したい選手がいるが、外すことを協会が認めてくれない」と嘆いていたという。
固有名詞は聞いていないが、間違いなくそれはスポンサーなどの圧力がかかったもので、今回は呼ばれているはずだ。
そうは言っても一縷の望みをしていただけに、これで小生がロシア大会の日本戦を見ることは200%なくなったことを記しておきたい。
まあ、それは個人の勝手なわけで、宣言するような話ではないのだろうが。
ときに、その中島選手選考外については、西野監督は「ポリバレントではなかった」と説明しているが、選出された何名かの選手と比べても納得しにくいのだが・・・こちらにそんなことをまとめた記事が出ている。
代表メンバー発表で、西野朗監督は本田圭佑、岡崎慎司、香川真司のビッグ3を「代えが利かない」と言っていたが、ということは普通なら先発させるということだ。
パチューカでそれなりに活躍していた本田はともかく、コンディションに不安を抱える岡崎と香川を、ポルトガル・リーグで絶好調だった中島翔哉を外してまで招集する必要があったのか。
怪我などでシーズン終盤はあまり試合に絡めていなかった岡崎と香川をそれでも呼んだところから判断すると「コンディションよりネームバリュー?」と勘ぐってしまう。
クルトゥラル・レオネサで構想外に近い井手口陽介、シュツットガルトで干された状態にあった浅野拓磨はなぜエントリーされたのか。正直、今回のメンバーの選出基準が見えてこない・・・など。
さて、炎上覚悟で書くと小生の本田嫌いは「代表戦で、PKを獲得した前田からボールを奪い蹴ったとき」からであるが、ますますここへ来て嫌いの度が増している。
こちらの記事は先日のNHKの番組に放映されたものだが、「ハリルのやるサッカーに全てを服従して選ばれていく、そのことのほうが僕は恥ずかしいと思っている」と。
なんでもハリル解任前に収録されたもので、放映時点では選出されていないことを想定していたかの言い方・・・そしてハリルへの敵意をむき出しである。
素直に「代表は監督が選出するもの、選出されないならそれは、実力が足りない」と言わないところが嫌だ。
さらにピクッと来たのが、こちらの記事。「日本人は海外のことを美化しすぎ。これはいわゆる、試合する前から名前負けしている」といいつつ、W杯後「それでも日本(チーム所属)はない」と。
本田が今、練習のため東京ヴェルディにいるのに、この言い方って・・・こういうところが気に入らないのだ。
ちなみにJ2の他チームのサポーターからは、ヴェルディにいるなら試合に出てこんかいという声が多いらしい。
本田が初めてロシアに行った頃に、「(レベルの低い)日本なんかでどれだけやってもダメ、海外でやらないと」と言っていた。それと「この海外を美化しすぎ」が小生の頭の中で収まらないのだ。
W杯だけがすべてではない・・・が、これで3回目のW杯になる選手もいる中で、一度も行けなかった名選手もたくさんいることに思いをはせてしまう小生である。
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