風さわやか「貝掛温泉」のもてなし

何度も来ている貝掛温泉だが、いろんな意味でほっとするお宿であり、そこが魅力になっている。小さなことだが、チェックインもリピーターさんには簡便に終わるし、スタッフさんが笑顔で迎えてくれると、「あ、またあのスタッフさんだ」と顔が見えるのが嬉しい。

　

　こちらに入ると、日帰り入浴のお客さんのいる間に、まずやるのが錦鯉への餌やり。この錦鯉はぬる湯の温泉を使っている池にいる。

　一年中温泉に入っている贅沢な鯉だ(笑)。その流れで、庭など散策すると、前回来たときから、また少しリニューアルも進んでいる様子。水車なども新しい方に入る。

　

 

　お宿本体は決して新しい建物ではないが、清潔感があり、レトロな置物などとのバランスが絶妙で、どこか落ち着く。

　温泉だけに薬師が祭られていたりするし、和のトーンで統一感がある。だが、今回大きく変わった食事処には新鮮さを感じた。

 

　以前は、一部座敷のゾーンがあったが、撤廃し、すべてテーブル席になっていた。スタッフさんの動線的にも楽になったと思われる。

　逆に大きな窓とともに明るく開放感があり、ゆったりと食事を楽しめるのが嬉しい。そう、こちらの食事はこのお宿の最大の楽しみとも言えるところだ。

　

　何度も書いているが、こちらのご飯は本当に美味しく、そのご飯を美味しく食べさせてくれるおかずがまたいい。

　この日は一部、Zenfone8(左写真)に加え、Jelly Star(右写真)で撮り比べしてみた。明るさに差はあるものの、大きな差には見えない。

　

　ちなみに下の干物は朝食に出た小さなノドグロだ。そうそう、いつものパターンだが、こちらではイワナのお刺身を別注でお願いすることが多い。

　これがまた絶品で、ついついお酒も進む。もちろん鶴齢など地元の銘酒で、大吟醸をいただく。日本酒はやりすぎると悪酔いしがちだが、こちらではそういう経験がない。

　

 

　スタッフさんも、我々の動向を見ながら、タイミングよくお酒のお代わりをお勧めしたりするのも嬉しい。

　仕上げのコシヒカリアイスもまた柿の種付きで楽しく美味しい。

 

　ちなみに、今回は例の新潟ラーメン「なおじ」でゲットしたTシャツを持っていった。おかげさまで、いろんなスタッフさんから、どこのシャツですかと問われた。

　いつものルーティンをこなし、いつものスタッフさんが迎えてくれて、落ち着くお宿で温泉にゆったり・・・夏場の癒しのお宿である。

 

　いつものように特別なコシヒカリを購入し、帰路についた。