アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

すごくイヤな感じ

2018-07-06 10:17:24 | つれづれ

歳のせいか、最近の小生、世の中で起こっていること、いや正しくはマスコミ等で取り上げられていることのあれこれを、まっすぐ見ないで後ろにある嫌な空気を感じてしまう

 

 まずは、ワールドカップ敗戦後、待っていたかのように飛び込んできた文科省元局長の受託収賄の事件だ。

 前局長、申請書指南…大学幹部は「合格」指示

 予想通り、ニュースやワイドショーでは大騒ぎ。やれ文科省の官僚としてあるまじき行為とか、入試に対する信頼は失墜したの・・・と。

 

 もちろん、入試の点数を操作して合格させるという行為そのものは、いいことではないわけだが、個人的に感じたのはこれが収賄事件なのかということと、なぜこのタイミングと

 最初の疑問の収賄に関しては、いわゆる不正談合のキックバックのようなことはないものの、不正に合格させてもらったことが、「経済的な利益を享受したものと認定した」ということになる。

 

 だとすると、どこかの首相が腹心の友にごちそうしてもらっていることは、これに当たらないのか・・・って。ちなみに腹心の友は、首相のために大変たくさんのお金を投じていることはすでに話している・・・

 話を戻そう。ただ、この件でいえば私立大学である以上、こんなこと企業の裁量の範囲だろうって思ってしまう小生である。誤解を避けずにいえば、この人を合格させて何が悪いと。

 

 もちろん一私企業と大学は違うという意見は理解する。だが、少子化の社会において、経営的な側面から言えば、この子を入れることで得られるメリットが大きいと思えば、それは正しいという判断もあるだろうって。

 実際、超難関な小学校などに著名人の子息が大挙して入学している。こんなの公然の秘密じゃないのって・・・

 

 だから収賄云々の前に、それの何が悪いっていう意見もあっていいのでは・・・と。もちろん、マスコミ的には不正はけしからんと言うスタンスは当然なのかも・・・だが。

 だが、それ以上にひっかかったのは、なぜこのタイミングか・・・と。どう見てもワールドカップが終わり、国会に目が行きかかったところで・・・としか思えない

 

 と、そんな気分にさらに拍車をかけてくれたのがこちらのニュース。

  オウム松本死刑囚らの刑執行 逮捕後23年、教団で初

 

 今更、オウムの裁判についてこのブログで評価することは避けるが、これもまたなぜこのタイミング・・・って。

 予想通り、いろんなニュースが吹っ飛んでオウム事件一色になってしまった。こんなことに流されず、我々は少なくとも、今国会で何が決まろうとしているのかに目を向けなくてはいけないのではと。

 

 某野党が40本以上の対案を出しているのにも関わらず、議論もせずに一蹴していること。そして対案を出しているという事実をマスコミもニュースでは伝えないというのが我々の前に流れている情報だ。

 すごくイヤな気分になっている小生である。

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