アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

伊豆の大石の歴史

2010-01-05 06:29:05 | つれづれ
小生の田舎は港町である。伊豆ということで、基本的に平地が少ないが、大きな石は多い。ということで、江戸城築城のときに石垣の石を切り出した町という歴史がある。


 その名残の石のサイズはかなり大小あり、以前中野のサンプラザのイベントに来ていたものは大きくて、高さ2m、長さ4mくらいあった。
 地元では、これを綱引きよろしくたくさんの人で引いて運ぶイベントがあるのだが、たまたま中野でそれが来ているときに小生もやったことがある。

 今町役場に置いてあるものはそこまで大きくはないが、やはりそれなりの大きさがある。トップ写真がその石である。
 また、その近くには、家の前に大きな石があるところがある。そばに軽自動車があるので、サイズがわかるかと思う(左写真)。


 また田舎の港には「もやい石」というのが残っている(右写真)。かなり大きな石なのだが、これはその名のとおり、船をもやっておくための石である。
 また、一説にはイルカ漁のための石だったという話もあるらしい。そう、伊豆にはイルカ漁の歴史もある。さすがに今ではやっていないが・・・

 小生のガキの頃は、近所の魚屋で普通にイルカを売っていた。だから、イルカを食べたことがある・・・なんてものではなく、しょっちゅう食べていた。
 当然魚ではないのだから、食感は肉であるが、牛や豚とも違う感じ。やや臭みがあるので、野菜と一緒に味噌仕立てで煮込んで食べることが多かった。

 っていうか、大学で東京に出るまで、日本中で普通にイルカを食べているものだと思っていた(苦笑) 今、うかつにそんなこと言うと野蛮人のように思われそうだ。
 そうそう、ついでに言うとマンボウも食べていた。網にかかるからしかたないのだが、確かマンボウって、国際保護動物では・・・(汗)

 こちらはそのイメージ通り、なんとも緊張感のない味ではっきりしていない。酢味噌で和え物にして食べることが多かったかなと。
 おっと、そんなことをつらつら書くと、いよいよ野蛮人と思われそうだ。

 ただ、そんな大石に囲まれ、イルカやマンボウを食べて育った小生が変なのはやはり当たり前だろうか・・・当たり前だろうなあ(汗)
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2 コメント

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このあいだ関西で (虎波男女子★彡(こなみみなこ))
2010-01-05 08:28:27
 マンボウが魚屋さんの店頭に並んでいるのを、わざわざTVのニュースで放送していました。珍しい方の魚なんでしょうけど。

 なおイルカを食するのは日本だけじゃなくて、イングランド宮廷では17世紀頃までイルカが食卓に供されていました。

>うかつにそんなこと言うと野蛮人のように思われそうだ。

 野蛮人扱いしてくれている、Save Japan Dolphinsは一時期Web上でお騒がせだったのが、9月以来全然更新がないという運動の継続ができない団体のようですが(笑)。
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へえ~ ()
2010-01-05 16:44:36
関西でもマンボウが魚屋にあったとは!

しかもイングランドでも食べていたとは!

ってことは、小生もイギリス人なみって・・・(←かなりムリがある)
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