あるジャガーの悲劇

毎度のことながら、トホホというかビックリのニュースがあるものである。今日のニュースは、あの高級車ジャガーがいっぺんにパーという話だ。

　まずは、その事件の概要だが・・・英国ウェールズ南部に住む４５歳の歯科医ジェームズ・ハル氏が３０年間に渡って集めてきたジャガー６０台がすべて破壊されたというもの。
　ハル氏はジャガーのコレクターとして名高いという。うひゃーっ、ジャガーが６０台いっぺんに・・・（汗）

　どうやら何者かが、ハル氏のジャガーを保管している倉庫に侵入し、ジャガーを乗り回して壊してしまったからだ。彼らがしたことはジャガー同士のぶつけっこ。
　６０台のジャガーはすべて壊れてしまい、被害総額は１００万ポンド（２億円）にものぼるという。えっ、意外に安い・・・一台平均３３３万かよ（汗）

　まあ安いといっても買えるかどうかは別だが、日本で言えばジャガーって、１０００万くらいのイメージがある。うん、待てよ、これは修理代のことかも・・・
　彼は、ジャガーを展示する博物館を作ることが夢だったが、その夢はたった一晩で消えて無くなったことになる。うーん・・・悲劇だ。

　おっ・・・今気がついたが、彼は３０年集めていたということは・・・おお、なんと１５歳のときから集めていたのか。
　いかな歯医者といえども、１５歳で開業はできないだろうから、やはり資産家の家なのかも知れない。

　もう一つ謎がある。何者かが侵入したのはしかたないとして、なぜ動いたのか・・・（笑）。つまりキーをつけたままだったということか・・・
　いやはや、やはりお金持ちの感覚は計り知れないなあ（爆）。我々が車にキーつけて、駐車させておくことは考えにくいからなあ。

　ちなみに、このうちの６台は、来月に予定されているエリザベス女王の８０歳の誕生日の式典で使われる予定だったという。
　それにしてもひどい話ではある。ハル氏はすっかり落ち込んでいるというのだが・・・当たり前だろって（爆）