アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

高校野球のこと

2005-08-16 06:47:32 | つれづれ
連日高校野球の熱戦が続いている。最近とんとプロ野球は見ない小生だが、時間が合うと高校野球は見てしまう。この記事を書いている現在では、まだ優勝の見通しなど見えないが、山形の酒田南の活躍など新しい芽が新鮮である。

 とここでふと思った。そういえば、昔の常連校およびその常連校のうち、一部で定評のあったそつのない野球はどこに行ったのだろう。
 オヤジ世代でいえば、かつての箕島・広島商なんかはそうだった。ノーヒットで2点くらい、それも2ランスクイズで取ったりしていた。

 そういうときの2点目のランナーは、ホームベースから遠くにスライディングし、手の先でチョンとベースにタッチしたりしていた(←セコさ抜群!)
 絶句したのは、守備のシーンだった。ランナー2塁で、レフト前ヒット。レフトがボールを処理しそこなって、後ろ向きに動き始めた。これを見たランナーが、3塁を回った瞬間、ボールが返球されてタッチアウト!

 そう、ボールを後逸したふりをして、ランナーをおびき出すトリックプレーだったのだ(汗)。これはもう、そつがないのでなく、単なるセコい野球だと…
 しかし、これが高野連のいう「高校生らしい」プレーなのだろうか…不祥事にはやたらうるさいが…そんな中、銚子商は昔から豪打で売っていた。

 その銚子商も今年は復活した。最近では、松坂(西武)の横浜とPLの死闘が記憶にあるが、江川のいた作新学院と銚子商の試合もすごかった。
 この試合が、高校野球の守備ルールまで変更させたくらいである。いずれも延長戦だが、18回までやった三沢の太田と松山商の井上の投げ合い、同じく星陵の堅田と箕島の石井の投げ合いなども記憶に残る。(←かなりオタク)

 小生の記憶が間違いなければ、18回までやったのはあと一試合、魚津商の村椿と鳴門工の坂東英二の投げ合いである。
 今では、坂東が野球選手だったことを知らない人が増えているようだが…

 今風の豪快な野球もいいが、そろそろかつてのセコさ抜群の野球もたまには見たいなあと思うのは小生だけだろうか。
 後に中日に行った藤波は静岡商の4番で、2ストライクからウエストされたボールに飛びつきスクイズを成功させていたっけなあ(笑)
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3 コメント

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高校野球かぁ。。。 (すぽっと)
2005-08-16 15:00:37
そもそもプロ野球を見るようになったきっかけは高校野球でしたから。。。活躍した選手がプロへ行ってまた頑張って。。。



そんな夢のあった時代。。。って、過去形になっちゃったのかしら、今のプロ野球見ていると。。。



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巨人の星によれば (松田聖菜子★彡(まつだみなこ))
2005-08-16 21:26:44
>桂さま



>鳴門工の坂東英二



 鳴門工業ではなく徳島商業ですよ。



>今では、坂東が野球選手だったことを知らない人が増えているようだが…



 巨人の星で、中日のオズマ選手の打撃練習で、ピッチングマシンと星野仙一選手と板東英二選手が投げているシーンがありましたねぇ。考えたら当時この二人がこれほどTVに出るとは予想もつかんかったわけで。
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失礼しました ()
2005-08-16 23:42:37
坂東投手が鳴るとの出身なのと、今年の出場校で間違えましたか。失礼しました。



それにしても、アームストロング・オズマ・・・懐かしいですな、見えないスイング(笑)

今考えると、腕っ節が強いという名前だっただけかもって・・・
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