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一連の財務省の文書改ざんやらセクハラ、さらには防衛省の日報やら民進議員への暴言やら、もう毎日飽きることなくけしからん話が出てくる。
個別の案件についてこのブログでとり上げるのはふさわしくないと思われるが、そうは言っても感じたことがあるので、ついついフラフラと・・・
もちろん読者の方には反論もあろうし、批判もあろう。それはわかったうえで・・・つらつらと。
まずは財務相のことだ。文書の改ざん(書き換えと言い張っているが・・・)について、一時は「佐川が佐川が」と言ってのけ、「佐川事件」とまで言っていたが、その佐川氏は刑事訴追もされず、無罪放免。ってことは公文書書き換えしても今後は法律違反にならないということになったわけ?
さらに一連の答弁では決裁文書の内容を見ずにハンコを押すことはよくあり、そのことについて責任は取れないというニュアンスの発言・・・素晴らしいなあ。
セクハラについても、被害者の女性が名乗り出てこないのなら認定のしようがないという態度。それが財務省の認識なら、昭和の頃から何も進歩していないとしか・・・
ちなみに、今回テレ朝の記者がという話になったが、4月19日の朝の福田氏は改めて「会話の全部を通して聞けばセクハラでないことがわかる、一部で見るな」と全否定。
こんな言い訳を本気で言ってるとしたら、省全体の認識が前近代的なのがよくわかる。セクハラというのはそんな認定ではないはずだ。
話がそれるが、予想通りテレ朝に対しては、「ハニートラップだ」とか「朝日の謀略」とかいう声が飛びまくっている。
だが、少なくとも財務省(なのか財務相なのかわからんが)のセクハラに関する認識は世間一般の常識とはきわめて大きくかけ離れていることは間違いないはず。
そこを飛び越えて朝日が悪いという論調になるとしたら、この国はおしまいだし、おそらく他のマスコミでも被害にあった人がいるなら世界の時流である「Me too」にしてほしいところである。
さて、もう一点、防衛省の幹部が民進党の議員に「お前は国民の敵だ」という暴言を吐いた件。
これに対し、防衛省の幹部が謝罪したというが・・・少なくともテレビで大臣のコメントからは謝罪の空気は感じなかった。
むしろ、幹部も国民の一人として、擁護する発言があったことには唖然とした。この国はどうなってしまうのだろうか・・・
それでもきっと選挙すれば何も変わらない・・・
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