アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

徳造丸本店で、船盛り御膳

2022-08-20 06:00:00 | グルメ

小生にとって、お盆は実家にいることがマストで、これといった用事があるわけではないが、お墓詣りと菩提寺の住職が念仏を唱えに来る時の対応だけが必須だ

 

 ということで、今年もお盆は実家で過ごすことになったのだが、13日の日は台風が直撃し、さんざんな目に遭った。

 で、夕食は徳造丸本店で取ることにした。徳造丸は、故郷の有名店で、料理店のほか海産物のお土産屋さんを伊豆中心に数多く展開している。

 

 元々は地元の船を持つ漁師さんで、徳造丸という名前もそこから来ている。当日は台風のおかげで、混み合うこともなく、すんなり入れた。

 何をいただこうかと思ったが、せっかくなので、小生は刺身の船盛御膳にした。まずは先付の塩辛などが出てくる。

 

 続いてあご出汁の吸い物が出てきて、さらに続けてメインの刺身の船盛りが出てきた。船盛りというと、大人数向けの豪勢なものをイメージしがちだが、一人でも食べられるサイズだ。

 とはいえ、マグロやサザエなどに加え、キンメやアジの姿造りなどバラエティに富み、なかなか豪華だ。

 

 まずは定番のマグロからだが、これはこれで美味しい。だが、やはりここは地場産を味わいたいというところで、キンメの刺身にいく。

 実はキンメは深海魚で、回遊しないので同じ伊豆でも稲取で取れるものと下田で取れるものは全くの別物だ。

 

 煮付けでは稲取産がピカイチだが、刺身でいただくなら下田産もいい。この刺身は下田産と思われるが、なかなか美味しかった。

 などといいながら、いろいろな刺身を楽しく味わいながらご馳走様と。ちなみに同行者は刺身とキンメの煮付け御膳を頼み、こちらの写真を・・・

 

 やはりキンメは煮付けが一番と言っていた。なお、写真をとり忘れたが、こちらではご飯はすべて黄飯で提供されている。

 地元ではおめでたい時には、黄飯を食べる習慣があり、クチナシで着色するものだ。同行者がクチナシと聞いて、「千と千尋の神隠し」か・・・と言っていた。

 

 ハッと気が付いたが、それはカオナシだよって・・・(苦笑)

 ともあれ、満足して帰路についた。

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