先日のこと、夜に車で走りながら夕食をどうしようかと思っていたが、思い出したのが高円寺近くにある中華そばの「素和可」というお店。
一度訪問した記憶によれば、いわゆる「中華そば」のお店で、二郎系などとは対極にあるラーメンを食べさせてくれたと。
こちらを思いついたのは、走っている最中に近かったことと、お店の隣にコインパーキングがあったこと。
今回もスムーズに車を停められた。入店すると少し遅めの時間帯だったせいか、先客はなし。食券機を見ながら、今回選んだのはワンタンメンだった。
待っている間、卓上を見ると最小限の調味料という感じで、デフォで食べてほしいというご主人のこだわりが感じられる。
ほどなくして出てきたのがトップ写真のこれだ。澄んだスープに細めのストレート麺が印象的だ。さらにワンタンがたっぷり乗っている。
まずはスープをすする。ズズッ・・・うん、まったくイヤミのないあっさりした味だ。毎日食べていても大丈夫・・・そんな味だ。
ジャンク好きな小生には物足りない部分もあるが、これはこれでたまにはよい。またワンタンもちょうどいいボリューム感で食べやすい。
個人的なノスタルジーだが、その昔エースコックのインスタントラーメンにワンタンメンというのがあった。今思えば、ワンタンの切れ端が入っているだけのものだったが・・・その時小生は、ワンタンなるものがこの世にあると知ったのだった。
その時から小生にとってラーメンとワンタンメンは別のものとなり、ワンタンメンは別格のごちそうになったのだ。
そんなことを思い出させてくれるワンタンメンであった。
余計なお世話だが、この時お客様を呼ぶことでは自信のある小生ではあるが、次のお客様がいらっしゃらず、大丈夫かと心配になった。
逆にそれを逆手にご主人にお聞きした。以前から気になっていたことなのだが・・・「素和可」という店名はサンスクリット語の「ソワカ」ですかと。
ご主人曰く、まさにその通りですと。むむむ・・・なるほど、ということは、ご主人はヨガをされているか、こうした世界に傾倒しているかいずれかだ。
ちなみに「ソワカ」は般若心経にも入っている。もっともこちらは中国語になっているものだが・・・
ますますもって、こちらのお店のメニューがいとおしくなったことは言うまでもない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます