日本秘湯を守る会の宿・・・というより、日本でもっとも予約の取りにくい宿と言われているのが仙仁温泉「岩の湯」である。
予約が取りにくいだけでなく、その内容も抜群であるが、これまでは夏に宿泊して翌年の宿泊予約をしていくパターンであった。
ただ、それだと毎年夏の宿しか体験できないため、違う季節にも行きたいねということで、昨年12月1日に240回ほど電話を掛けてなんとか宿が取れたのだ。
ということで、ほぼ1年前に予約した宿にようやく行けたということになる。毎年8月にこの宿に来ることが自分へのご褒美という感じで数えたら8回、今回で9回目になる。
これまでもしつこいくらいに絶賛してきているので、今更というところもあるが、今回は初めての秋ということで、風景や料理などがどうなのかも楽しみだった。
到着したところでいきなりトップ写真の光景が目に飛び込んできた。見事な紅葉である。桜の時期も難しいが、紅葉もタイミングが難しく、今回はドンピシャに当たった感じ。
夏場の緑一面の風景もさわやかで癒されるが、これはまたなんともたまらない。いつものようにここから門を通り、橋を渡るとこれまた見事な風景が・・・
いつものようにこの門を通ると、別世界に入る。あとはお宿にお任せ・・・なのだが、そうは言ってもまずは名物の貸切風呂に飛び込む。
さすがにこの季節になると、露天の空気は寒いくらいで、内風呂と露天を行き来しながらゆっくり温まる。いやはや最高に気持ちいいぞ。
ここからお約束の通り、洞窟風呂に展開し、身体もホカホカになったところで、館内をウロウロする。夏場は何気なく見ていた滝の風景もまったく別物に見えてくる。
このお宿は、宿自体がミニテーマパークみたいな仕立てになっていて、大人が本を読んでくつろいだり、温泉三昧で過ごしたり、はたまた子供が遊べる遊具が随所にあったりと。
もちろん館内のあらゆるところがフォトスポットになっている感じで、紅葉をバックとした写真もすべて絵になる。
のんびりと、そして優雅に過ごしていると気持ちも和らいでくる。9回目となれば、勝手知ったるであるが、それでもなお、この世界にひたれることの幸福感は色あせない。
夏場だと、夕食前にお風呂に入り、ラウンジで生ビールを飲むことがパターンになっているが、今回は夜夕食後にお風呂に入り、そこから・・・にした。
何度来ようと、この空気は最高だ。改めてそう思った。これで残すは春と冬か・・・冬はともかく春を狙って・・・みようかしらん。
今から予約できるのは・・・2019年かあ(←遠い目)。まずはその時まで元気に生きていることが大切だぞ。それともキャンセル出たらもうけもので、時々でも聞いてみようかしらん。
そうそう、いつものように食事については別稿にて。
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