中村橋のカンナム

中村橋近くの焼き肉屋というと、「きん肉屋」とか「べんてん」あたりが思い浮かぶが、ともにそれなりの大人のお店という感じ。

　で、もっと大衆的なお店もほしいところだが、そういう意味では鷺ノ宮駅近くの「おもに亭」というのがあったのだが、2023年12月に閉店してしまい、あらたに・・・と。

　そこで、とりあえず・・・中村橋近くの「カンナム」というお店に行ってみた。入店すると時間は早かったが、先客はなし。

　

　とりあえず、生ビールとキムチの盛り合わせ、それにタン塩・中落ちカルビ・カルビを頼む。

　するとお通しとして、チヂミ・海苔・キンパ・ナムルが小皿に乗って出てきた。これらをつまみながらビールを飲んでいると肉が運ばれてきた。

　写真でわかるかと思うが、凍っていたことがわかる。ただ、肉は厚めに切られている。まずはタン塩からだ。

　まずはひとくち・・・おっ、厚いせいもあるが、なかなか噛むのに歯ごたえがある。そのせいか、沢山食べているような感じに。

 

　続いて中落ちカルビだ。これまたかなりの厚切りだ。ロースターの火力も炭火で強いが、厚い分焼くのに手間を掛ける。

　そしてお味だが・・・うん、タン塩に関してはイマイチというのが偽らざる感じだったが、こちらはまずまずだ。

 

　ただ、ちょっと不満なのがタレにつける辛味噌やサンチュがないこと。この辺はイマイチ・・・もっともキムチはかなりレベルが高かった。

　さて、トリを飾るのが(普通の)カルビ。見た目はなかなか・・・だが、焼いてみよう。お、おお・・・肉が厚い。

 

　そのお味は・・・うーむ、まずまずだ。だが、感激とはいかない。比べても・・・だが、きん肉屋のそれとはかなり違う。

　ここで気が付いたのが、お腹いっぱいなこと。一品ごとの量がそれなりにあるのと、肉厚なことで、三種類で十分という・・・

 

　ということで、ごちそうさまとあいなったのだが・・・我々が目指すお気楽な焼肉屋とは違うなあと・・・

　値段もそれほどてもなく、しかも比較的空いている・・・悪いとは言わないが・・・それが小生のカンナムへの感想だった。