アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

柳家花緑独演会@三鷹

2017-03-20 07:00:08 | 落語

柳家花緑という噺家がいる。ご存じ人間国宝の先代小さんのお孫さんで、以前はよく聞きに行っていた。「以前は」というのは、前回聞いて、しばらくいいかな・・・と思ったからで、調べてみたら2013年のことだった。

  

 さすがに、これだけインターバルも空いたし、久しぶりに・・・と思い、三鷹の会に出かけてきた。三鷹の会の恒例で、絶妙な場内アナウンスが入り、開演となる。

 まずは開口一番は花ん謝だ。二ツ目というが・・・始めたのが「花筏」だ。なかなか口調もよく、いい感じだが・・・失礼ながら午後二時過ぎで眠くて眠くて・・・

 

 これまた失礼な話だが、花緑のお弟子さんってたくさんいるが、緑太ぐらいしかいい印象がなかったが・・・花ん謝はなかなかいいぞと。

 というところで、花緑の登場。マクラでこれというテーマもなく、まったりと語るのがパターンだが・・・この日もそんな感じでゆるーくスタート。

 

 そして始めたのが・・・「粗忽の使者」だった。落語The Movieでも取り上げられていたネタで、寄席では比較的よくかかるが・・・生で聞くのは久しぶりだ。

 テンポもよく、なかなか面白かった。しかし、気に入ったのは噺に入る前に言っていた「落語に出てくる登場人物は、今ならほとんど発達障害の診断が付く」というところ。

 

 確かに・・・なんて思いつつ、中入りとなった。それにしても粗忽の使者のお尻・・・想像するとすごいものがある。

 さて再開・・・花緑が出てきたが、いつもながら思うことがある。どうして花緑の着物って丈が短いのか・・・と。

 

 まあそれはどうでもいいが、始めたネタは・・・おっ、これは「親子酒」だ。花緑はお酒が飲めないというのだが・・・なかなか良かった。

 良かったのだが・・・これで終わりだとしたら独演会としては物足りないぞ。と思ったら、さすがにそのままもう一席始めてくれた。

 

 始めたのは・・・おっ「笠碁」だ。先代小さんの十八番で、以前も花緑でよく聞いていたが・・・

 かつてのオーバーアクションは鳴りをひそめ、ほどよい感じになっていたし、またサゲもアレンジしていた。

 

 相変わらずだなあ・・・というところもあったが、久しぶりに聞き、変化も感じることができた。良かったぞ・・・ちなみにまだ45才という・・・さらに成長してほしいものだ。

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