アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

いまどきの九九

2014-03-04 05:26:54 | つれづれ
まずはトップ写真をご覧いただこう。これは・・・というと、とあるところの小学生の息子さんが使っている学習教材だという。


 ズバリ、九九をゴロ合わせで覚えようというもの。ご丁寧に1の段から始まっている。「いちいち張り切る1回目」って、うーん確かに(汗)
 しかし、次の「一人前の2年生」とか「いいサンダルが3足あるよ」に至っては、なぜこれがゴロなんだかわかんなくなりそう(苦笑)

 だって、サンダルは4足あってもいいじゃんとか、なんで3足なの・・・なんて素朴な疑問が出てるはず。
 そして、2の段になると、かなり無理な度合がさらに進む。「にい~っとふたりでわらい合う」なんて、どこがゴロだかまったくわかんないぞ。

 かろうじて「ニンニクが4個」と「二人三脚で6人抜きだ」はゴロの呈をなしているが、依然として4個と6人の根拠が不明だ。
 うーむ、いまどきの小学生は大変だなあ・・・九九を覚えるために、このゴロ合わせを覚えなくちゃいけないとは(おいおい)

 だって、「二人三脚で6人抜きだ」を覚えるためには、2×3=6を覚えておかなければいけないだろうから・・・
 むむむ、その結果、ゴロを覚えるために、九九を覚えなくてはいけないという・・・あっ、結果オーライだったりして(爆)

 初めから普通に覚えた方が結局楽だったり・・・して。
 しかし、考えてみれば数学のゴロ合わせもずいぶんやってきたなあ・・・「人よ人よに人見ごろ」とか「人並みに奢れや」なんて・・・おお、「三井氏、異国に向こう」なんてのもあったぞ。(ルート2、ルート3、円周率)

 小生好きだったのは歴史の二つの年号をセットにしたやつだった。「一も二もなし、やい帰れ! 」、「太閤殿、異国に急な出兵令」(元寇、文禄・慶長の役)
 「いざ去ろう、吉野の国へ大覚寺」なんてのは南北朝の時代(1336~1392)を織り込むだけでなく、大覚寺統が吉野に行ったことを一気に覚えられる名作だった。

 世界史でも、「悲惨都は石とゴミ」(東ローマ帝国)なんてのがあったっけ・・・しかし、この手のものを今も覚えているということは、やはりゴロ合わせは有効だということか。
 近い将来、「ニンニクが4個」なんていう青年が現れるかも・・・いや、やっぱりないだろうなあ(爆)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 奇跡のミラクル9 | トップ | ウルトラQは予言番組だった? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

つれづれ」カテゴリの最新記事