
MVNOというより今では格安スマホと言われることが多い格安SIMだが、改めてメリット・デメリットを整理しておくと、次のようになる。
メリットは何と言っても基本料金が安いこと。1GBのプランなら540円でも可能。これでIP電話をいれれば、電話もできるし、一通りは可能だ。
また2年縛りなどの契約の制約がなく、データ専用プランなら1か月で解約もできる。今の小生はそんなことで、端末を別途調達してブラブラとやっている。
デメリットとしては、既存のキャリアと比べると速度が出にくいこと。動画をガンガン見る方やハードなゲームをやる方には辛いかも。
また、キャリアメールが使えなくなる。これが意外にも高齢者にはハードルになっている。他には、サポートが心配なんて声も聞くが・・・
さて、そんな格安SIMだが、キャリアとの関係なのか、音声通話付きのSIMに限っては、1年未満の解約に限り違約金が発生していた。
そんな中、日本通信が3月5日発売したのが、「b-mobile スタートSIM 音声付」というもの。ひとくちでいえば、最低利用期間も解約金もないプランという。
当然MNP対応しているから、キャリアからの移行も便利だ。これならとりあえず格安SIMを試してみて、合わないならキャリアにする手もある。
気になる条件は、月額基本料は1380円でデータ通信量1.5GB付き。ドコモ回線に対応したマルチカットSIMで、iOSからAndroidまで幅広いデバイスで利用可能。
もちろん1.5GBを超えても低速での通信は可能だが、ホームページを調べたらそれ以上のデータ使用にも対応している様子。
これは大変に嬉しい・・・と思っていたら、嬉しくないニュースも出てきた。こちらをご覧いただこう。
小生も利用しているがMVNOの「電話アプリ」がGoogleのポリシー変更で使い勝手ががぐんと悪くなるという話だ。
記事ではmineoの場合で、その他のMVNOではどうなのかはまだわからないが、発着信記録がデータとしてアプリに取れなくなったようなのだ。
もちろんmineoサイドもGoogleとずいぶん折衝したようだが、まったく余地がなかった様子。
まさかGoogleがMVNOイジメをやって・・・ということはないだろうが、ちょっと今後の動向には注目せざるをえない。
とはいえ、あくまでキャリアと比べて料金面では引き続き有利なことは変わらないわけで、このブログでは引き続きMVNO推しでいくことにする。
まずは、日本通信の動きが他のMVNOにも伝播することにも期待したいところである。
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