風に吹かれて豆腐屋ジョニー」に端を発したブランド豆腐戦線の白熱ぶりはすでに紹介しているが、そんな中いかにも原点回帰という風情の豆腐を見つけた。
その名も、「伝統の味 お江戸日本橋 濃い絹」という・・・おお、これはユニークな名前でなく、いかにもオーソドックスなネーミングだ。
これは正統派でいこうという・・・というところから、今日の薀蓄である。果たしてこれは正統派の豆腐なのか、というものだ。
結論から行くと、江戸時代の少なくとも中ごろまでの江戸の豆腐は、今我々が見ている豆腐とはまったく異なる代物だった。
そう、この写真の豆腐は伝統の味といいつつ、江戸時代のそれではない。江戸時代の江戸の豆腐は、大きさも今の豆腐よりはるかに大きく、今の倍はあったようだ。
だから、一家族で一丁なんかは、なかなか食べきれなかったりしたらしい。さらに決定的に違ったのが固さだ。当時の江戸の豆腐は、本気で固かった。だから、豆腐の角に頭ぶつけて・・・なんてセリフもそれなりに馴染んでいたようだ。
とするとこの豆腐、伝統といいながら、どう見ても今風の豆腐だということになる。なまじ「伝統の味」なんて書かなきゃよかったのに(苦笑)
では、今風の豆腐は当時なかったのか、というと実はあったのである。そう、京都の豆腐はサイズも固さも今のと同じようだったらしい。
あちゃー、惜しい。さすればこの豆腐、「お江戸」でなく「京都三条大橋」とすればよかったのか・・・って、自分で突っ込んでるくせに(苦笑)
最近、我が家のまわりにラッパを吹いて回ってくる豆腐屋さんがある。築地あたりのお店のノボリを立ててリヤカーを引いてくる。
今ではめずらしい豆腐屋さんの行商・・・これもまた遠い風景ではある。そうそう、そういえば学生の頃言われていまだに解けない謎がある。
大豆を箱に「納めて作る」のが豆腐で、「腐らせて作る」のが納豆、どう見てもこれは逆じゃあないかって・・・確かにそうだが、中華でも豆腐は豆腐だ。
うーむ、これっていったい・・・だれか、薀蓄を・・・って情けなや(汗)
「
その名も、「伝統の味 お江戸日本橋 濃い絹」という・・・おお、これはユニークな名前でなく、いかにもオーソドックスなネーミングだ。
これは正統派でいこうという・・・というところから、今日の薀蓄である。果たしてこれは正統派の豆腐なのか、というものだ。
結論から行くと、江戸時代の少なくとも中ごろまでの江戸の豆腐は、今我々が見ている豆腐とはまったく異なる代物だった。
そう、この写真の豆腐は伝統の味といいつつ、江戸時代のそれではない。江戸時代の江戸の豆腐は、大きさも今の豆腐よりはるかに大きく、今の倍はあったようだ。
だから、一家族で一丁なんかは、なかなか食べきれなかったりしたらしい。さらに決定的に違ったのが固さだ。当時の江戸の豆腐は、本気で固かった。だから、豆腐の角に頭ぶつけて・・・なんてセリフもそれなりに馴染んでいたようだ。
とするとこの豆腐、伝統といいながら、どう見ても今風の豆腐だということになる。なまじ「伝統の味」なんて書かなきゃよかったのに(苦笑)
では、今風の豆腐は当時なかったのか、というと実はあったのである。そう、京都の豆腐はサイズも固さも今のと同じようだったらしい。
あちゃー、惜しい。さすればこの豆腐、「お江戸」でなく「京都三条大橋」とすればよかったのか・・・って、自分で突っ込んでるくせに(苦笑)
最近、我が家のまわりにラッパを吹いて回ってくる豆腐屋さんがある。築地あたりのお店のノボリを立ててリヤカーを引いてくる。
今ではめずらしい豆腐屋さんの行商・・・これもまた遠い風景ではある。そうそう、そういえば学生の頃言われていまだに解けない謎がある。
大豆を箱に「納めて作る」のが豆腐で、「腐らせて作る」のが納豆、どう見てもこれは逆じゃあないかって・・・確かにそうだが、中華でも豆腐は豆腐だ。
うーむ、これっていったい・・・だれか、薀蓄を・・・って情けなや(汗)
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