今年は、というより今年ももたくさんの温泉に出かけた。おかげさまで元気で出かけられることに感謝したいが、逆にいうと、そのための温泉だと・・・
ということで、年内ラストとなる温泉は、箱根の「花すすき」にした。こちらには、これまでも何回か訪れているが、今回は初めて電車で出かけることにした。
こちらは、元々はどこかの会社の保養所っぽいところを改装して小さな宿にしている様子。適度に放置してくれている感じがよく、プライベート感覚でゆったりできる。
お風呂の方は源泉掛け流しの姥子温泉のもの。白いお湯は硫黄の匂いも強く、入浴後は匂いが身体に残るくらい。
ただ、秘湯の宿ではなく、お風呂も一箇所のみのため、前回の紹介記事にて失礼し、今回は食事についてご紹介したい。
今回はクリスマスシーズンということで、特別メニューとなっていた。まずは、マグロの生ハム仕立てのサラダからスタート。
ついで・・・あれれ、これはお品書きにないんだが・・・と思ったら、シェフからの特別サービスということで、たらの卵を煮た料理が・・・これにマスのイクラが乗っている。
ついでいくつかの料理の後に魚料理が出てきた。この日は写真にあるように、焼いたカジキを野菜スープとともにいただく仕立て。
スープにひたしていただく焼き魚というコンセプトは新鮮で、なかなか美味しくいただくことができた。
ここで口直しのシャーベットみたいな料理が入る。シャーベットを溶かして、炭酸を加えたような不思議な味わいで、面白いなあと・・・
と、その勢いのまま出てきたのが、トップ写真のメインのステーキ。箱根の西麓牛という銘柄だという。これにつけて・・・ということで塩と柚子味噌が出てきたが、ここはやはりわさびでしょうということで、お願いしてわさびをつけていただいた。
焼いたお肉にわさびがマッチし、甘味すら感じる・・・美味い、文句なしに美味い。これはいける。石で焼いているので、好みで焼き加減を調整できるやり方は、あちこちで見かけるが、すべて美味しく感じる。
そして、この日のデザートは上の写真のとおり、ヨーグルトとクッキー、それにアイスをアレンジしたもの。
大満足したが、前回と趣が少し異なっていた。どうやら、シェフが以前のときから変わっていたようだ。とはいえ、その水準は引き続き高く、何の問題もなし。
足も便利だし、温泉も料理もいい・・・花すすきは、疲れたときの駆け込み寺みたいなものになるかも・・・来年も行くぞ(苦笑)
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