じゃぐらの濃厚味噌ラーメン

先日、中野経済新聞というネタに「じゃぐら」というラーメン屋が野方にオープンしたことを紹介する記事があり、野方に所用があった際に出かけてきた。


　なんでも高円寺にあったお店を、こちらに移したという。場所は、野方の駅からほど近く、花みずきと麺屋無限の間にある。
　環七沿いといえば、いえなくもないところであり、さらに二郎インスパイアの「一」もある。同じくインスパイアの豚塾が閉店していたりしていて、こっそり野方もけっこうな激戦区かも。

　店内はカウンターのみで狭く、当日は店主一人で切り盛りしていた。味はすべて味噌味だという。のれんにあるように、濃厚な味噌をウリにしているようだ。
　なんでも、ここのこだわりは業務用でなく、自分でアレンジしているところ。それに豚骨スープを合わせているという。

　つけ麺もあったが、初回につきまずは・・・ということで、イチオシという味玉ラーメンをお願いした。
　ほどなく出来上がってきたのがトップ写真のこれ。写真ではわかりにくいかも知れないが、豚骨によってマイルドになった感じの味噌の濃厚なスープである。

　麺は太めのストレート系で、コシがありながらもちもち感もあってなかなか美味しい。
同じ味噌ラーメンの店で、近くに花道というところがあるが、そちらがとがった感じのスープなのに対し、こちらはまろやかだ。そして、このまろやかで濃厚なスープを太めの麺がしっかり持ち上げる。


　また、まろやかにした結果、味がものたりなくなってしまうところもあるが、こちらのスープはちょうどいい感じ。
　東中野のみそや林檎堂などと比べても、個人的にはこちらの方がいいと思った。この辺は趣味の問題だが・・・

　また、このお店では小ライスがいつでも無料だという。そして、味変用にカレー粉があり、スープに途中で加え、ライスにかけるとちょっとしたカレー気分になるという。
　小生は、ライスは食べなかったが、カレー粉は途中で入れて味変をして楽しんだ。それにしても、後をひくスープである。

　さすがにこだわっているというだけあり、なかなか美味しい。普段はスープをあまり飲まないようにしている小生だが、気が付けばけっこう飲んでしまった。
　これは個人的にはかなり気に入ってしまったぞ。ぜひ、近々裏を返さないと・・・って、この言い方自体はほとんどの読者にわからないだろうなあ(苦笑)