アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

地産とおもてなしの岩の湯の食事

2014-08-18 06:00:48 | 日本秘湯を守る会
今では、「秘湯の宿」に宿泊し、その宿の紹介と食事を別稿とするスタイルは定番化しているが、その第一号が「岩の湯」に宿泊したときのことだった。

 今から五年前のことだが、それほどこの宿に感動したということである。その後、多くの宿に出会い、お気に入りの秘湯の宿や、秘湯以外の素敵な宿に出会ったが、やはりこちらがトータルではナンバーワンだと思っている。
 というのも、施設・温泉・スタッフに加え、料理も絶妙だと思うからである。


 こちらの料理は、昨年とパターンは同じ。お品書きを後からチェックしたが、同じイメージだった。が・・・それが何も問題ないのだ。
 よくあるパターンで、何度かいくとマンネリから味が落ちたと感じることがあるのだが、こちらではそれは感じない。


 地産にこだわり、野菜も自家農園の野菜とか、長野だけに鯉とか桜マスなどの川魚料理が美味しいタイミングで美味しく出てくる。
 とどめに、メインの肉が石焼で出てくる。この肉を塩とわさびでいただくと、幸せ感が広がっていく。付け合せ的についていた朴葉味噌が美味しい・・・


 と、その様子を見てとったか、担当者さんが〆の食事とともに持ってきたのが追加の朴葉味噌。これが当日の豆ご飯とばっちり合う。
 小生は、蕎麦を選んだが、蕎麦もお代わり可、当然ご飯も・・・で、最初に蕎麦を選んでも、ご飯でお代わりというのもOKだ。


 となれば、これはご飯をお願いするしかないだろう。翌朝の体重計が気になったが、お代わりしてしまった。
 これがまた・・・なんとも・・・で、今回も大満足な料理だった。もちろん今回も夕食後お風呂に入り、瞬く間に就寝してしまった(苦笑)

 翌朝の料理も地産のものにこだわり、ご飯は源泉で炊いた蕎麦粥。これもお代わりできるが、お好みでパンやご飯にすることもできる。
 地産のこだわりが素晴らしいことももちろんだが、キメの細かいスタッフの対応が、この料理をますます美味しくしてくれていると感じた。


 このすべてに渡っておもてなしのハートに満ちた対応がある限り、この宿の魅力は色あせることがないだろう。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 五度目の岩の湯にまた感激 | トップ | 今年も戸隠神社へ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日本秘湯を守る会」カテゴリの最新記事