虎杖の海鮮ひつま飯

先日、池袋に出かける所用があった。なんかとても新鮮な感じがしたが、ランチもたまには、いつも行かないところに・・・と。

　そこで西武デパートの食堂街に行ってみようということになり、入っているお店を確認する。以前から入っているお店に混じり、目に留まったのが「虎杖」というお店。

　北海道の苫小牧近くに「虎杖浜」というところがあるが、そのまま「こじょうはま」と読む。ところが、こちらのお店は「いたどり」と読むようだ。

 

　調べてみたら、植物のイタドリの漢字表記がこの字だという・・・へえ、知らなかったわと。まだまだ知らない漢字が多いなあ・・・

 　築地魚河岸との表記もあり、海鮮物を食べさせてくれるのは間違いなさそう。

 

　店外の看板などを見ながら、小生は海鮮ひつま飯、同行者はまかない天丼をお願いした。まず出てきたのがまかない天丼(左写真)。

 

　「まかない」というから簡易なものかと思ったら、ずいぶんと盛りだくさんで、なかなかのボリュームだ。

　そして小生のひつま飯が出てきた。おひつに入ったちらし寿司のような佇まいで色あでやかなのがいい。

 

　名古屋名物のひつまぶし同様に、ひとつで三度楽しめるというふれこみ。まずはそのままいただく。ふむふむ、これはなかなか美味しい。

　説明書きによれば、二つ目は具材を混ぜこみバラちらしでいただくという・・・ふーむ、わからんではないが、最初と二番目の差がわかりにくい(苦笑)

 

　まあ、個人的にはひつまぶしの一番目はそのまま、二番目はワサビをつけてという差がよくわからんのと大差はないような感じに見える。

　そして三番目が出汁を掛けてのお茶漬けだ。これはさすがに違うのがわかるが・・・ここまで頑張って味変しなくても、そのまま食べて十分美味しかったようにも・・・

 

　ちなみに同行者の天丼も普通に美味しかったとのこと。

　とはいえ、日頃ランチといえば各地のラーメン巡りみたいなことやってる小生としては、たまには変化球も悪くないぞ。これはこれでありかも・・・っていうか、結果的には天丼の方がよかったかも・・・って(苦笑)

 

　そういえば、以前吉原の老舗「土手の伊勢屋」に行き、天丼を食べたことがあったが、あれは個人的にはこれまで食べた天丼としては最高だった。って、すでに17年経ってる・・・とんでもなく昔だ。

　エルメスなき今、誰かと行ってみたいのだが・・・無理だよなあ(←遠い目)