一発逆転！って、何が・・・

お店の名前は、来客に影響が出ることは間違いないだろう。桂食堂という店と、料亭桂では、ずいぶんイメージが変わる。

　同じメニューを出していたとしても、なんか値段からして違いそうだ。だが、お店がもんじゃとなると、何をどうしても大衆であろう。
　もっとも、もんじゃのお店で、「もんじゃエレガンテ桂」なんて店があったら笑いものである(←あるかよ、そんなの)

　大体、もんじゃとなれば元々下町の東京っ子のおやつなのであるから、雑な名前こそ正統派ともいえる。以前書いた月島のもんじゃ屋もストレートな名前だった。
　そんな折、歩いていたら突然こんな看板に出っくわした。もんじゃお好み焼き「一発逆転」ときたぞ(笑)

　いつも思うのだが、この手の店名は、目新しさを狙い、勝負に来ているのはわかるのだが、店員さんが電話に出るとき恥ずかしくないだろうか・・・(笑)
　予約するほうも電話かけて、「もしもし、あっ一発逆転さんですか」なんていうのも恥ずかしいぞ。仲間を誘うときも、「おい、一発逆転行こうか」～なんだかやだなあ(笑)

　だからといって、省略するほどの名前ではないし、女性を誘っておいて「一発行こうか・・・」間違いなく、セクハラで訴えられる(爆)
　どうも、こうしてみるとこの店はなかなか辛そうである。何より、気楽に行けそうでいて、実はいけないというところではないか。ネーミングのミスではないか・・・

　まあ、考えてみればもんじゃ屋さんなどは、そもそも気軽にフラッと行くのがいいのであって、予約など関係ないのかも知れない。
　だが、そうは行かない・・・この店の前を通ったら、シャッターが閉まっていた。大丈夫か、このお店。なんとか、頑張ってほしいものだ。

　あっ、そもそもこれからが、一発逆転の真骨頂か？(笑)