アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

羽生全日本初制覇、フィギュア男子全日本選手権

2012-12-23 06:00:09 | マニア
さて、フィギュアの全日本男子は大変な戦いとなった。今期急成長の無良が入り、高橋・羽生・小塚にかつてのビッグ3の織田、そして無良というすごい戦いになった。


 まず、最終滑走の先陣は王者高橋、冒頭の四回転を決めて流れに乗り、四回転からのコンビネーションもなんとかこらえたら、後は得意のステップまでまっしぐら・・・
 会場を完全に興奮の坩堝にしてしまう気持ちの入った演技で、まずは羽生へ強烈な挑戦状を叩きつける形になった。それにしても非公式競技会とはいえ、フリーの192.36とは(しかも、衣装が落ちる減点ありで・・・だから)すげえ。

 そして中村も本人納得の演技で、続くは小生お気に入りの織田だ。冒頭に4回転トゥループをきれいに着氷したものの、その後のジャンプでミスが重なった
 定評あるスケーティングは相変わらずきれいなんだが・・・フリーの得点は159.81、総合240.56で、この時点で二位。


 そして注目の無良だ。アクセルでのミスが響いた形で本人的には不満だった様子だが、それでもなんとかフリーを158.22とし、総合242.70で織田を上回り暫定2位となった。
 ところが、ここから大波乱がおこる。なんと小塚が別人のように乱れまくり、まさかまさかの143点で、織田を下回りなんとこの時点で四位に沈んでしまったのだ。

 さて、いよいよトリを飾るのはSPでブッチギリの首位の羽生。今期は、フリーの終盤での疲労が目につくところだが・・・さてさて、どうだろう。
 今期安定していた冒頭の4回転トゥループでステップアウト、4回転サルコウはこらえるもバランスを崩す・・・と、緊張もあったか。


 終盤の疲労は相変わらず見られたが、演技終了時点ではさあ、高橋とどっちだ・・・って感じだったかも。
 それでも、SPの貯金が大きかった。フリーの得点は187.55、総合285.23。逃げ切って初優勝を果たした。お見事である

 これで、世界選手権は羽生・高橋・無良で決まりだろう。織田は惜しくも世界選手権復帰ならず・・・だが、この三人で行く限り、ソチ五輪の三枠を確保してきてくれるはず。
 本当の勝負は、来シーズンだ。この五人の熾烈な戦いはさらに続くことになりそうだ。個人のひいきとしては、引き続き頑張れ、織田君と。

 って、今井にしても織田君にしても小生が応援すると、あまり幸福にならないのかも知れない・・・ここは、村上や小塚・無良を応援しようかしらん(汗)
 さあ、今日は女子の最終決着だ。今井がどこまで盛り返せるかなあ・・・ついでに庄司と西野にも期待したいぞ。←かなりマニアック。
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