MercedesのAクラスといえば、Mercedesのエントリーグレードとして、ゴルフやBMWの1シリーズ、さらにはアウディのA3あたりと対抗する形になっている。
現行Aクラスはセールス的には成功をおさめ、さらに派生モデルとなるBクラス、CLA、GLAとモデルのバリエーションも多く、大変重要な役割を担っている。
そのせいかどうかわからないが、そのAクラスの新型が通常より早いサイクルで6年ぶりに公開された。まずはこちらをご覧いただこう。
新型Aクラスは現行モデルの正常進化形のイメージに見える。これを見て、あれっ・・・と思ったのは小生以前こんな記事を上げていたからだ。
これによれば、新型Aクラスは現行CLAの進化形となるという予想であったのだ。そして小生的には、きっとCLAの派生としてハッチバックも展開するだろうと予想した。
ところが結果的には現行の正常進化形となった形だ。いずれCLAやBクラスも発表されるだろう。
さて、能書きは別にしてデザインだが、フロントマスクは一目で精悍になったという印象だ。切れ長でツリ目っぽいライトはイメージが違う。
リアの印象もかなり違う。アルファっぽい? 感じもあり、さらに全体のデザインはA3に近いイメージもある。
ただ、実車を見ればきっとMercedesの文法にのっとっているはずだ。ときに小生は現行モデルを一度ショールームで拝見しているが、トランクの使い勝手などに物足りなさを感じた記憶がある。
新型は荷室容量は奥行きを115mm延ばした効果で、現行よりも29リットル増えて370リットルに。リアゲートの開口部も、200mm広がったというから、使いやすいかも。
インテリアはご覧のとおり、かなりモダンな印象だし、開放感もありそうだ。
もちろん、Mercedesは世界の実用車のスタンダードのゴルフと数値的なことで対抗しようなどとは考えていないはずで、むしろ1シリーズとともにプレミアムハッチとしての提案をしていくのが目的のはず。
その1シリーズもちょうどモデルチェンジを控えており(左下写真)、熾烈な競争になりそうな気もする。
具体的なボディサイズなどはこの記事には出ていないが、エンジンは欧州では発売当初、ガソリンとディーゼルの3種類のエンジンを設定している由。
現行Aクラスには日本仕様ではディーゼルは設定されていないが、1シリーズにはあることなどから、設定されることも期待したいところ。
ついでに4駆のディーゼルなども期待したいんだが・・・そうすれば、老人用の秘湯巡りクルーザーとしてすごく魅力的な存在になりそうなんだが。
また現行モデルではAクラスより先にBクラスがリリースされていた。このままいくとAクラスが先に出そうだ。
Bクラスの展開もすごく気になるところだが・・・いずれにしろ、1シリーズともども期待ばかりは広がるぞ。
買えるかどうかは別だが・・・(苦笑)
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