アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

沼田観光で真田を偲ぶ

2016-12-22 07:00:05 | つれづれ

かや葺きの宿「悠湯里庵」は沼田ICから近いが、せっかくなので、周辺の観光を楽しむことにした。

 

 これまでも何度も沼田を通過はしているが、車を降りて観光ということはなかったので、初めてのこととなる。しかも、今年は真田丸ブームで盛り上がっているに違いない・・・

 ということでまずは沼田城に向かう。今は、城の痕跡はなく、城址公園になっている。駐車場に車を停めると、観光案内みたいな建物があった。

 

 中に入ると、手作り感満載のガイドマップが・・・なんと沼田女子高生が作ったものという。おお、お勧めのお店情報なども出ていて、いかにも女子高生らしい。よーし、これに頼ってみよう・・・と。

 まずは沼田城址だ。かつての堀の跡や石垣が残っているところもあるが、本丸のあったところは、今は跡形もない

  

 

 江戸時代には、五層の天守閣があったというからすごい・・・その付近にはトップ写真の信幸()と小松姫の像が立っている

 この周辺は広く平坦なところで、この城が要害の地に建っているというイメージはわかない・・・が、広場の奥に進むと突然の断崖が現れ、この城が天然の要害の地にあることがわかる。

 現在の沼田駅のあたりは、この城からかなり下に位置していて、河岸段丘の様相になっている。ざっくり100mくらいの高低差はありそうな・・・

 さらに、ここから遠望で名胡桃城のあたりが見える。北条氏とのせめぎあいで、名胡桃城のあった地理的な意義がよくわかる。 

 公園の中には、天狗堂というお堂が建っていて、中には巨大な天狗のお面が・・・などと公園を巡った。さて、ここから、ガイドマップに従い市内に回ろう。

 

 まずは、昼食をはさみ、このお面のさらに大きなものがあるというのでそちらに向かう。通りには真田の幟がたくさん並んでいるが、さびれ感は否定できない。この辺は最近の地方都市の状況と同じだ・・・

 さて、天狗の大きなお面の後は、ガイドマップお勧めの俵最中を買いに・・・うん、俵最中って? もしかしてあの塩原太助のあれ・・・か。

 そう、猿ヶ京に向かう途中に落語の題材にもなった塩原太助の碑が建っていて、そのそばに太助にちなむ最中が売られている。

 

 もしや・・・と思い、立ち寄ったところ、はたしてそのお菓子屋さんだった。聞くと、沼田のここが本拠地で、塩原太助の碑のところはお饅頭の工場があるところという。

 なんて聞きながら、こちらで最中を購入、さらにここから足を延ばし、小松姫の墓のある正覚寺に向かう。写真の通り、立派な門がひときわ目立つ。

 当のお墓は墓所の真ん中にあった。勝気な小松姫を彷彿とさせるような立派なものだった。小松姫はドラマの真田丸でも取り上げられた、義父昌幸をシャットアウトした勝気さが有名だが、一方で才色兼備だったとも伝えられている。

 

 

  きっと吉田羊のような人だったのかも・・・なんて思いながら、車の置いてある沼田城址まで戻った。

 さて、ここからは次の目的地、「吉祥寺」だ。あっ、その前に昼食についても紹介しよう・・・

 

 

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