正直、ここまでわが国の首相はバカなのかと耳を疑った。「3/2から春休みまで、全国の小中高校を臨時休校にすることを要請した」というニュースを聞いたときだ。今までは言葉をそれなりに選びながら書いていたが、今度ばかりははっきりバカと書きたい。
こちらの記事をご覧いただこう。小生はすでに子供も巣立っているので、直接の影響はないのだが、共働きでずっと過ごしてきただけに状況は痛いほどわかる。
まず頭に浮かんだのが、子供を一か月家に置いておくことがどれだけ大変かである。小生のおばの一人は東京で共働きだった。
小生がガキの頃、おばのところの一人娘(つまりいとこ)は夏休みになると、ずっと祖父母のいる我が家に長期滞在していた。
今になれば、それは当然のことであったが、いとこの少し年上の小生からすれば、状況がよくわからなかった。
お子さんのいない首相、ましてや坊ちゃん丸出しの彼にとっては、そんなことも想像すらできないようだ。
2/28のNHKの「おはよう日本」では、政府の新型コロナ対策の専門家会議の岡部委員は、「専門家会議で議論した方針ではなく、感染症対策として適切かどうか一切相談なく、政治判断として決められたものだ。判断の理由を国民に説明すべきだ」と言っていた。
この愚策が、思いつきで出されたことを象徴しているようだ。実際に、記事によれば、「複数のメディアが、根回しや議論がないまま、安倍首相が今日になって萩生田光一文科相と会って一方的に決めたと報じている」という。
前日の北海道知事の決断にポジティブな反応があったことを受け、それならば・・・と動いたことは想像に難くないが・・・
なぜポジティブに受け止められたかといえば、鈴木知事のそれは、全国一感染者が出ている北海道で、しかも「すべての責任は自分がとる」という姿勢を明確にしたからだ。
全国的にみれば、いまだ感染者のいない県もたくさんあり、しかも子供たちに大量発生なんてことのない中での発車は愚策以外の何物でもない。
さらに例によって、「すべての責任は自分がとる」との姿勢とはほど遠く、結局、またも国民や企業、学校に責任を丸投げしているだけ・・・
これでは多くの国民から支持されるはずもない。そんなことがなぜわからないのか・・・
そのためか、28日になって萩生田文科相は「地域や学校の実情を踏まえ、さまざまな工夫があっていい」とし、時期や期間は各地の教育委員会などが柔軟に判断するよう求めたという。
ゆるめたように見えつつも、結局は現地に責任を丸投げ・・・ますますの混乱は必至である。
不幸中の幸いは、保育園や学童保育を所管する厚労省はそれに乗らなかったこと。せめてもの・・・か。
いずれにしろ、緊急事態(かどうかは後述する)とはいえ、どこかの首相がよく唱える「この国を守り抜く」とか「女性の活躍推進」とかいう言葉は本音とはまったく違うことがわかる。
この国を守り抜くためには経済も・・・のはずだが、この愚策で想像するだけでもとんでもない広範囲で大打撃だ。
イベントなどの自粛(←あくまで各自判断で政府が命令したものではないから補償はない)、観光面でもお宿のキャンセルなどなどはすぐにわかる。対策予算もこんな感じだ・・・
学校を休めば給食の業者や非常勤教師の補償、なによりそれによってパートや派遣等で働きに行けなくなった労働者などなど・・・国民性からみて、派手に遊びに行ったり宴会していたら指されそうだ。
それにしてもこの国の国民はおとなしい。こんなことをやったら、海外なら暴動やデモが続出するはずだが・・・
もっとも、「先手先手を打っている」と政府は言っているくらいだから、デモは密集した人混みになるから禁止とか閣議決定しそうだ(苦笑)
ときに今は緊急事態なのだろうか・・・確かに日々感染者は増えている。だが、感染力が強いウイルスである以上、それはしかたのないことなのだ。
というと、いや治療法が確立していない病気だからこそ・・・という反論が聞こえてくる。だが、治療法が確立しているインフルエンザで、日本では日々約50人が亡くなっているというのも事実なのだ。
インフルエンザで学級閉鎖はあるが、全国の学校を休め・・・なんて話は誰もしないのに、コロナでは・・・と。
少なくとも、これは英断だなんてことは小生にはまったく思えないし、それに踊らされる国民もその程度でしかない・・・と。
基礎疾患のある方は注意を・・・と聞くが、どこかの首相には立派な基礎疾患をお持ちであるにもかかわらず、夜な夜な豪華な宴会をされている様子。
対策会議に10分ほど出て、その後支援者との大宴会に数時間出ているのだから・・・といえば、安倍支持者からは、その後緊急性が高まったのであり、その頃はと反論されそうだ。
だが、この事実も載せておこう。2/19からの動静だ。
2月19日「新型コロナ対策本部(以下対策本部)なし。官邸でフグ」 2月20日「対策本部なし。鉄板焼き」 2月21日「対策本部なし。高級中華」 2月22日「対策本部なし。自宅を出て1時間程度で帰宅」 2月23日「5日ぶり対策本部。基本方針は『あさって』纏める考えを披露」
最後にひとつ・・・この時点でも政府によれば新型コロナは「わが国では流行期ではない」との判断だそうだ。
その上で、前代未聞のこの愚策・・・海外からはどう見えるか。そして、五輪ができるのか? と非難されるのも必定ではと・・・そんなことも想定してこの策を決めたのですよねって。
またエアコンなどの情報については、まさにプロの視点から示唆に富むご意見をいただき、とても参考になります。小生、決してきれい好きとは言えませんが、車などはしっかり点検・整備はしております。とはいえ、ご指導いただいた点など気をつけたいところです。
小生の故郷の伊豆はお宿や飲食店など悲鳴が上がっておりますし、なんとなく東日本大震災のときのような不謹慎狩りがはびこってきたようです。いわく「公園に子供が遊んでいる」との通報や、買い物で子連れで出かけると、「こんなときに子供を連れて出歩くなんて」いずれも子供が危険にさらされるのでなく、「病原菌をまき散らしているのは子供」という風潮。
ともあれ、まずは健康に過ごすことを一義に考えるしかないのですが・・・大石様にもくれぐれもご自愛のほど。
*「全ての対策、まず家の中をきれいにする事」
友人知人のStudioオーナーの話ですと、良い音良い映像を創りだすには、機材も重要だが何より「部屋を綺麗に清潔にする」と。これにはどうしても「部屋の掃除同様に空気の掃除=エアコンディショナー&エアクリーナー空気清浄機」が必要であり、さらにこまめなメンテが必要です。その道のプロである自分と主治医の監修から導き出されるのは「少しでもルームエアコンに異臭異音風量異常が感じられたら、直ちにエアフィルターの高温洗浄と国家資格保持のメーカー指定エンジニアによるルームエアコンのオーバーホールをぜひ励行」との事です。更に「エアクリーナー空気清浄機も年中無休24時間体制で作動」させるために、対応機種と電気代やメンテも含めて慎重な判断が必要です。
更に怖いのが「クルマ 車両のカーエアコン」です。
少しでも「異臭異音風量異常などが感じられたら、直ちにエアフィルターの交換と、国家資格保持のベテランエンジニアによるカーエアコンのオーバーホール=本体エバポレーターの分解高圧洗浄を強くお勧めいたします。更に肝心な事は「通常走行時には、極力リセーク内気循環で使用する。このためにも本体の清掃は必須なのです。更に「長時間の高速走行時には、約1時間に10分程度、フレッシュ外気導入に切り替え、車内の空気を入れ替えればOKでしょう。あまり長時間フレッシュのみですと「汚い外気が車内に充満し、更に本体がフラストレーション詰まり」しやすくなります。
これはご家庭のルームエアコンに例えれば「窓を全開にしてエアコンつける」のと同様で、だれもそんな事はしないでしょう? 特に「ヘビースモーカーのクルマ等は十分な注意が必要」ですし、何より「A&V製品のセコハンを売買する際、タバコ喫煙の有無で、かなり査定に差がある」=それだけタバコは臭く健康に悪くハードにも空気にも悪いのですね。
私たちも「能無しで無策の日本政府を責めるのは簡単ですが、もはやマスクや消毒程度では、この空気感染は防げない」事を知り、直ちに防衛手段をとられる事を強く願います。どうかお師匠様 ご訪問の皆様のご無事を御祈願いたします。 敬具
この騒ぎで加計学園問題も忘れ去られそうですが、開校後もいろいろな問題だらけのようですね。四国枠も実質なしとか。
また、新型コロナの研究に寄与してるなどと政府からのデマも出ていた様子。このまま放置していると、どんなことになるか心配というか、悲しいというか。
この県民は自分が守る、ってスタンスは健在。
そういえば、加計理事長、この事態をどう見ているかしら。国を動かして獣医学部は作っても、新型コロナ騒ぎなんて、関係ない…?
海外からは、五輪を何が何でも…、という国にしか見えないのでしょうね、ニッポンは。