先日、某SAで山梨銘菓の信玄餅を見つけ、購入してきた。トップ写真のこれである・・・えっ、これは違うだろうって。いや、これが正統派の信玄餅である。
そんなわけないよ・・・とおっしゃるあなた・・・あなたのいう信玄餅はこちらですよね? よーく、見てください。
こちらは信玄餅ではなく、「桔梗信玄餅」なのです。もちろん、みなさんには山梨といえば、こちらの信玄餅が頭に浮かぶはず。
調べてみたら、桔梗信玄餅は1968年発売、信玄餅は1972年発売だから、元祖は桔梗の方になる。売り上げでは圧倒的だが・・・
それはさておき、まずは実食だ。包装の佇まいはよく似ている。それを開くと、上に黒蜜が乗っていて、中にきな粉とお餅が・・・これも同じだ。外箱はまったく違うが中は同じような印象だ。
黒蜜を掛け、食べてみよう・・・おっ、似ている(苦笑)。
だが・・・気のせいか、きな粉の粒子が少し粗いように感じた。悪いわけではなく、存在感があるということだ。
箱から出して、提供されたら、おそらく区別はつきにくいかも・・・ひねくれものの小生、信玄餅の方を応援したくなる。
ちなみに、桔梗の方は笛吹市、信玄餅は北斗市だ。どちらがいいかはお好みで・・・ということか。
ときに、この信玄餅は埼玉県のSAで買ったが、桔梗の方もあちこちで買える。というところで思い出したのが、安倍川もち。
きな粉にくるんだ餅という共通点があるが、いまでは信玄餅が圧倒的にシェアを延ばしている。こちらの地図をご覧いただこう。
信玄餅と安倍川もちを両方売っている地区はあるが、安倍川もちだけというところはなく、信玄餅だけというところはこんなに・・・
この戦いにおいては信玄の圧勝という感じである。だからなんだというわけではないが・・・
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