先日のこと池袋に所用があった。ようやく自粛も解除となり、超久しぶりに二郎にでも・・・と思ったが、いつものように外に行列が・・・
さすがに行列に並ぶのはなあと思い、お隣の大勝軒に行くことにした。二郎とは対照的に空席がたくさんある。
大勝軒はつけ麺の名を知らしめたという意味では超有名なお店。東池袋の本店は総帥の故山岸一雄氏が現役の頃は、一時間待ちならラッキーというくらいの人気店だった。
何度も行きたかったが、とうとう機会がないまま山岸氏も引退してしまったが、今では、全国にのれん分けのお店があり、気軽に食べることができる。
メニューはつけ麺のもりそばのほか、中華そばもあるが、さすがに中華そばは食べる気にならず、いつももりそばだ。
また小生は夏でもあつもり派であり、今回もあつもりでお願いした。ほどなくして出てきたのがトップ写真のこれ。
太麺のあつもりは湯気もあって個人的には好きである。麺はモチモチ系で、つけ麺といえば・・・という感じ。
最近のつけ麺のトレンドは魚介豚骨のダブルスープだが、こちらのスープはそのトレンドとはちょっと違う。
魚介系が入らない感じで、これはこれでとても美味しい。甘みを感じるのが嬉しいところだ。
美味しくいただき、後のお楽しみはスープ割である。スープの甘みを感じるだけにスープ割もなかなか美味しい。
いつもこちらのお店では、いろんな具入りでなく、あえてシンプルなザ・もりそばをお願いしている。
今回もストレートに麺を食らうというつけ麺本来の楽しみに徹した形だ。今ではつけ麺も数多くの流派があるが、ある種保守本流の味わいは定番のおいしさになろうか。
大勝軒は今ではあちこちにあり、新鮮味がなくなっているのか、どこも比較的空いているのが皮肉な結果である。
大勝軒はもっと行ってみたいお店になってきたなあ。
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