マニアを通り越し、ビョーキであることは承知の上だが、新しモノ好きの小生、これまで所有したケータイやスマホは数知れずだ。
そんな中、こんな記事が目に留まった。懐かしのケータイを紹介する特集のようだ。その記事で紹介されていたのは、小生も所有したP2101Vだった。
この端末、その名の通りPanasonicのものだが、DoCoMoが次世代の規格としてスタートしたFOMAの第一号機でもあった。
小生の記憶が正しければ、この端末とともに別会社の端末もあったが、この端末の影に隠れて存在感はなかったような・・・
その理由は、この端末の特徴としてテレビ電話ができたからだった。当時、端末にカメラが付いているというのは一般的でなく、Vodafone(現ソフトバンク)の端末に付いて、写真が撮れてメールで送れることを売りにしていたくらいだ。
それがこの端末を使えば、テレビ電話ができた・・・といいつつ、それで話のタネになるくらいで、相手が同じ端末を持っていないとできなかった・・・(汗)
小生は仕事の関係で、個人的に購入したが、当時は通信エリアも狭く、地方に出掛けるとたちまち圏外だった。
そんなこともあり、一般の携帯をセカンドとして持つプランもあった。しかも写真のように分厚く、当時の端末基準からすると持ち運びに苦労した。
さらに電池の持ちも悪かったりして、そういう意味では、結果として保有する意義が(その時点では)あまりないものだった。
小生も保有するメリットがあまり感じられず、ほどなく手放した記憶がある。このブログを始める前のことだった。
あれから16年も経つんだなあと・・・
とはいえ、テレビ電話を可能とした高速通信は当時としては最先端のものだったし、テレビ電話自体は流行らなかったが、カメラ機能についてはご存じのとおり。
発売されたのが、2001年というまさに21世紀のスタートの年。この端末がもたらす未来への期待をもたらしてくれた端末だった。
あの頃はPanasonicも元気だったし、SharpやNECも端末をバシバシ作っていたんだよなあ。これらの企業がまさか今、こんなことになってしまうとは・・・
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